長編アニメ「星の王子さま」字幕版&吹き替え版予告編が同時公開!
2015年4月26日 10:50
[映画.com ニュース] フランスの作家アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作小説「星の王子さま」をアニメーション映画化する「リトルプリンス 星の王子さまと私」から、字幕版と吹き替え版の予告編が同時公開された。
1943年に出版されて以降、270以上の言語に翻訳され、全世界で1億4500万部以上を売り上げる不朽の名作「星の王子さま」を、原作にはない“その後”の物語を追加して描くファンタジーアドベンチャー。進学校への入学だけを目出し、母親の敷いたレールの上を歩いて生きる少女が、隣人の年老いた飛行士から星の王子さまとの出会いの物語を聞き、思い出を分かち合うことで冒険心を抱く様子を描く。
英語版キャストには、ジェフ・ブリッジス、ジェームズ・フランコ、レイチェル・マクアダムス、マリオン・コティヤール、ベニチオ・デル・トロといった名優たちが声優として名を連ねており、日本語吹き替え版キャストも、主人公の少女役に子役の鈴木梨央ちゃん、その母親役に瀬戸朝香、原作にも登場する飛行士役に津川雅彦と、豪華な顔ぶれがキャスティングされている。
予告編は、若かりし頃の飛行士が砂漠で王子様と出会うシーンから始まる。光と緑が溢れる庭で、今まで誰にも打ち明けなかった話を少女に聞かせる老いた元飛行士と、母親からのプレッシャーを受けて無機質な家で生活する少女の姿が対照的描かれ、次第に2人の絆が深まっていく様子を映し出す。元飛行士が倒れたことで、代わりに冒険の旅に出る決意をする少女の勇敢な姿が印象的だ。
「カンフー・パンダ」でアカデミー賞にノミネートされたマーク・オズボーン監督がメガホンをとり、少女の世界をCGアニメーション、星の王子さまの世界をストップモーションアニメーションで表現する。原作の世界観を守りながら新しい物語を紡ぐため、「ファインディング・ニモ」のキャラクターデザインを務めたピーター・デ・セブや、「塔の上のラプンツェル」でラプンツェルの髪を描き高い評価を受けた日本人クリエイター・四角英孝ら、世界のトップクリエイターが集結している。
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