スティーブン・キング「ダーク・タワー」映画化プロジェクト、ソニーで再始動
2015年4月15日 19:10
[映画.com ニュース] スティーブン・キングの長編小説「ダーク・タワー」の完全映像化プロジェクトは、数年前に企画が立ち上がったものの、当初から関与していた米ユニバーサル・ピクチャーズと米ワーナー・ブラザースが相次いで見送るなど、製作が難航している。
だが、このほど米ソニー・ピクチャーズと米メディア・ライツ・キャピタルが共同で、本プロジェクトの製作に乗り出すと、米ハリウッド・レポーターが報じた。
「ダーク・タワー」完全映像化プロジェクトは、「ダ・ヴィンチ・コード」「ビューティフル・マインド」の監督ロン・ハワード、脚本家アキバ・ゴールズマン、製作ブライアン・グレーザーの3人組のかねてからの悲願の企画で、原作者のキングもプロデューサーに名を連ねている。当初は映画3部作とそれを補完するテレビシリーズの製作が予定されていた。
「ダーク・タワー」は、何もかもが奇妙に歪んで荒廃した中間世界を舞台に、主人公の“最後のガンスリンガー”ローランドと仲間たちが暗黒の塔を探し求めて旅をするという全7部構成の壮大なダークファンタジー。