東日本放送、松竹と初タッグ 中村義洋監督メガホンで「穀田屋十三郎」を映画化
2015年4月6日 06:00

[映画.com ニュース] 東日本放送(KHB)は、10月1日に開局40周年を迎えることを記念し、劇場映画を松竹と共同で製作することを決めた。KHBによる映画製作はこれが初となる。
作品は、「武士の家計簿」の原作者・磯田道史氏の著作「無私の日本人」(文藝春秋)の一編「穀田屋十三郎」を映画化するもの。「ゴールデンスランバー」「白ゆき姫殺人事件」「予告犯」などで知られる中村義洋監督がメガホンをとる。タイトルおよび出演者は未定。2016年に全国300スクリーン規模での公開を見込んでいる。
KHBは今年度、開局40周年記念事業を各種展開していく計画だが、映画製作は目玉企画のひとつ。東日本大震災から4年が経過した今、被災地のテレビ局である同局が伝えたいことを、映画を通じて仙台から日本全国へ、さらに世界へと発信する。
同局によれば、伝えたい内容は「“自分たちの足で立ち上がらなければならない”ということ」だという。そのためには希望が必要であり、震災時に世界から称賛された日本人の“互いに助け合い、気遣う心”の大切さを伝え、日本人が誇るべき精神性、日本人にとっての幸福の価値観を問い直す内容として、「穀田屋十三郎」を映画化する。
原作は、今から240年前の宮城の片隅の小さな町で、互いに助け合い気遣うことを実践していた人たちを描く実話。仙台を舞台にした映画を多数製作してきた中村監督は同作の映画化にあたり、ライフワークとしてでも伝えたいとオファーを快諾したという。
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