松岡茉優、新鋭・蒼波純を絶賛!親友・橋本愛以来の衝撃
2015年3月1日 06:00

[映画.com ニュース] 三浦貴大主演、森谷雄監督作「サムライフ」が2月28日、関東6館で封切られた。三浦、森谷監督は、共演の松岡茉優、柾木玲弥、13歳の新鋭・蒼波純、子役の山田望叶ちゃんとともに、神奈川・109シネマズ川崎での舞台挨拶に臨んだ。
初監督作の封切りとあって、森谷監督は観客の反応が気になる模様。拍手喝さいが沸き起こると「本当ですか? 本当ですか?」と問い返し、深々と頭を下げた。そして、「監督仲間が撮った作品が、なぜか同日公開(『幕が上がる』『くちびるに歌を』)なんです。感謝しています!」と語り、感激しきりだった。
舞台挨拶のため仙台から来場した蒼波は、橋本愛とダブル主演した「ワンダフルワールドエンド」が1月に公開されたばかり。森谷監督は「どうしたらお仕事ができるだろうと思っていたら、事務所の方からお電話を頂いた。会ってすぐに決めました」と、その才能にほれ込んでいる様子だ。
ヒロイン役の松岡も、蒼波を「こんなにも画面に愛されるというか、透明感がぎっしりと詰まった青い果実のような……。親友の橋本愛を画面で初めて見たときのことを思い出しました。私は無理してでも画面に張り付いていないといけないタイプですけど」と絶賛。主演の三浦にいたっては、「女優になるために生まれてきた子。何かありましたら、いろんなところで三浦貴大と共演したいぞと宣伝して頂けたら」と自らを売り込み、客席の笑いを誘った。
一方の望叶ちゃんは、熊切和嘉監督作「私の男」やNHK連続テレビ小説「花子とアン」での熱演が記憶に新しい。森谷監督が「めっちゃ女優。現場で『監督、こんな感じでいいのでしょうか?』と聞かれたくらいですから」と称えたが、本人は「あの時のお芝居はちょっぴり下手だったと思います」と明かし、場内をどよめかせていた。また、松岡は登壇していない岸井ゆきのについて言及し、「何度か共演したことがあるのですが、本当に繊細なお芝居をされる方なんです」と気遣いを見せた。
企画を立ち上げてから公開までに8年の月日を要した森谷監督は、若手実力派俳優たちの仲の良さを感慨深げに見つめ「ここにいる俳優陣やいろんな方々に助けて頂いた。スタッフみんなに感謝していますし、ここにいらっしゃる観客の皆さんにも心から感謝しています」と感無量の面持ち。声を詰まらせながら、「8年かかったけど、見てくださる方には夢がかなうことを信じて生きてほしいんです。毎日毎日をスタートラインにして、若い人や、若い人を守る大人に伝えていって頂けたら」と訴えていた。
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