【第87回アカデミー賞】パトリシア・アークエット、12年演じた母親役で助演女優賞受賞!
2015年2月23日 11:54

[映画.com ニュース]第87回アカデミー賞の授賞式が2月22日(日本時間23日)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、「6才のボクが、大人になるまで。」のパトリシア・アークエットが、助演女優賞を受賞した。初のオスカー像を手にしたアークエットは「監督、スタップ、映画の中の家族のみんな、イーサン・ホーク、愛しています。感謝します。子どもを産んだことがある全世界の母親の皆さんにも感謝します」と受賞の喜びと感謝と共に、世界の女性の雇用機会や賃金の平等などを訴えた。
リチャード・リンクレイター監督が、ひとりの少年の6歳から18歳までの成長と家族の軌跡を撮影したドラマ。アークエットは、12年にわたり主人公メイソンの母親を演じ、歳月とともに変化する心の揺れを見せた。第72回ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)、第20回放送映画批評家協会賞、第80回ニューヨーク映画批評家協会賞などでも、最優秀助演女優に輝いた。
俳優一家に生まれたアークエットは、1987年にスクリーンデビューし、クリスチャン・スレイターと共演した「トゥルー・ロマンス」でブレイクした。テレビドラマ「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」で、霊能力を駆使して事件解決に導く主婦を演じ、エミー賞ドラマシリーズ部門で主演女優賞を受賞。ゴールデングローブ賞テレビシリーズ部門では、最優秀女優賞に3度ノミネートされた実力の持ち主だ。
「6才のボクが、大人になるまで。」は、アークエット、エラー・コルトレーン、イーサン・ホーク、ローレライ・リンクレーターの4人が、12年間同じ役を演じ続けて完成。今回、助演女優賞をはじめ作品賞、監督賞、助演男優賞、脚本賞など6部門にノミネートされた。
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