「第9地区」ニール・ブロムカンプ監督の新作「チャッピー」予告編&ポスター公開
2015年2月20日 08:00

[映画.com ニュース] 人工知能を搭載したロボットを主人公に描くニール・ブロムカンプ監督最新作「チャッピー」の予告編と日本版ポスタービジュアルが公開された。
「第9地区」「エリジウム」と独創的なSF作品を発表してきたブロムカンプ監督の最新作。成長する人工知能(AI)を搭載したロボットのチャッピーが、成長するとともに死への恐怖を覚えてしまう姿を描き、ブロムカンプ作品常連のシャルト・コプリーがモーションキャプチャーでチャッピーに息吹を吹き込んだ。そのほか、ヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーバーら豪華キャストが共演している。
予告編は、西暦2016年の南アフリカ・ヨハネスブルグから始まる。誕生したばかりのチャッピーが、初めて見る牛乳をこぼして驚いたり、テレビアニメを見てヒーローを真似たりと、さまざまなものを子どものような純粋さで感じとっていく姿が映し出される。一方で車の運転を素早く習得し、デッサンも楽々こなすなど驚異的な成長も見せ、その様子を見た研究者たちが「考えるロボットは人類の敵」とチャッピーを追い詰めていく。追い込まれたチャッピーは、「僕は生きたい。死にたくない」と切なる思いを吐露する。
日本版ポスターは、壁に落書きするチャッピーの後ろ姿を捉えた。お父さん(Daddy)、お母さん(Mammy)、そして自分自身を加えた、温かい家族の落書きを描いているが、その足下にはマシンガンが置かれている。「…ボクを…なぜ怖がるの?…」というキャッチコピーとともに、純粋さを持ちつつも兵器として生み出されたロボットであるという現実や背負った宿命を暗示している。5月23日公開。
(C) Chappie -Photos By STEPHANIE BLOMKAMP
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