予測不可能な展開にサンダンス映画祭が熱狂したSFスリラー、5月公開
2015年2月13日 19:00
[映画.com ニュース]予測不可能な展開と仕かけで2014年サンダンス映画祭をわかせたSFスリラー「The Signal」が、「シグナル」の邦題で5月に劇場公開されることが決定した。あわせて、足が奇妙に変形した主人公の青年をとらえた場面写真が、お披露目された。
MITの学生ニックは、学校のパソコンをハッキングした謎の人物「ノーマッド」を追ってネバダの廃墟にやってくるが、ガールフレンドらとともに何者かに拉致されてしまう。目を覚ますと、何かに接触したことで感染した疑いがあるとして、政府の隔離施設に監禁されていた。不審感を募らせたニックは、脱走の途中で研究員に追い詰められ、思わぬ力を発動させる。
監督は、「地球、最後の男」でデビューを飾り、USA TODAYで「デビッド・リンチ、スタンリー・キューブリックの再来」と称されている俊英ウィリアム・ユーバンク。「マレフィセント」でフィリップ王子を演じ、「パイレーツ・オブ・カリビアン5(仮題)」でジャック・スパロウの相棒役に抜てきされた若手俳優のブレントン・スウェイツが、ニック役に挑戦。ホラー映画「Ouija」のオリビア・クック、「マトリックス」シリーズのモーフィアス役で知られるローレンス・フィッシュバーンらが共演している。
「シグナル」は、5月に東京・TOHOシネマズ新宿ほか全国で公開。