ウォシャウスキー姉弟「ジュピター」壮大でスタイリッシュな本予告が完成
2015年2月11日 16:45

[映画.com ニュース] ラナ&アンディ・ウォシャウスキー姉弟がメガホンをとった新作SFアクション「ジュピター」の本予告編がこのほど完成し、独創的で壮大な世界観とスタイリッシュなアクションが鮮やかに描き出された映像がお披露目された。
ウォシャウスキー姉弟がオリジナルストーリーの脚本を書き下ろした本作は、宇宙最大の王朝に支配された地球で冴えない生活をしている女性ジュピター(ミラ・クニス)が驚がくの真実を知らされ、遠い星の最下級層の戦士ケイン(チャニング・テイタム)とともに人類の危機を救うため戦う姿を描く。ウォシャウスキー姉弟にとって、続編や原作の映画化でもない完全オリジナルの監督作は「マトリックス」(1999)以来16年ぶりとなる。
予告編では、人類誕生の真相やジュピターの正体が明かされるとともに、全世界を統べる王朝の王位継承者をめぐる争いが激化するさまが描かれていく。ウォシャウスキー姉弟ならではの物語設定が垣間見えるだけでなく、翼をもったクリーチャーや宇宙船による空中戦などビジュアル面のこだわりも感じられる映像が詰め込まれた。
「ホワイトハウス・ダウン」や「G.I.ジョー」といったアクション作品に主演してきたテイタムは、「僕はSFが大好きなんだ。『スペースボール』から『スター・ウォーズ』まで何でもね」と明かし、「ウォシャウスキー監督の映画は僕の人生の大部分を占めているんだ」と本作への出演を喜ぶ。一方、「ブラック・スワン」「テッド」で注目を浴びたクニスは、「ウォシャウスキー監督のSF映画に出られるなんてSFオタクにはたまらない経験」と大興奮。しかし、「クレーンから、80フィート(約24メートル)の高さからジャンプするのは気持ちがいいか? イエス。またやるか? ノー」とハードなアクションシーンには懲りた様子で、「でも私はやったわ。1日が終わるまでには、青アザだらけで、ボロボロになっていて、自分の肋骨を感じられないほど」と振り返った。
7カ月間にわたり毎日ハードなトレーニングを積んだテイタムとクニスは、多くのシーンでスタントマンを使わず危険な撮影に挑んでおり、あるシーンでは15時間もハーネスを装着し、地上24メートルの高さから時速64キロで地面すれすれまで落下するスタントに挑戦した。製作期間200日の大半がアクションシーンの撮影に当てられ、シカゴの中心地でのアクションシーンには3カ月間の入念なリハーサルを実施するなど、ウォシャウスキー姉弟は徹底的にリアルさにこだわったという。
「ジュピター」は、3月28日から東京・丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国で公開。
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