2014年映画年間興収は4年ぶり2000億突破も観客動員は微増
2015年1月27日 15:38

[映画.com ニュース]日本映画製作者連盟(映連)の新年記者発表が1月27日、都内のホテルで行われ、2014年の年間興収が2070億3400万円、観客動員は1億6111万6000人になったことが発表された。
年間興収は史上最高興収を記録した2010年以来、4年ぶりの大台突破で、興収発表となった2000年以降では3位となる好成績。公開本数は邦画615本、洋画569本の計1184本。興収での構成比も58.3%対41.7%と、邦画優位が続いた。
邦画は山崎貴監督の「永遠の0」(87億6000万円)、「STAND BY ME ドラえもん」(共同監督八木竜一、83億8000万円)が1・2フィニッシュを決めたのをはじめ、東宝配給作品がベスト10中8本を独占。残る2本もワーナー配給の「るろうに剣心 京都大火編」(52億2000万円、3位)、「るろうに剣心 伝説の最期編」(43億5000万円、5位)と偏った傾向が見られた。
一方で洋画は、歴代3位となる興収254億8000万円を記録した「アナと雪の女王」がけん引し、前年比で2.3%盛り返した。岡田会長は、「昨年の今頃は消費税増税の話題もあり、厳しいことになると話していたが、思いのほかいい結果になった。洋画も“アナ雪”のおかげで加速し、他作品にもまだまだやれるという影響が出たと思う」と分析した。
半面、観客動員は前年比103.4%で、“消費税増税分”の微増。映連ではかねて2億人を目標に掲げており、岡田会長は「悲願にはまだまだ。なお一層の努力をしていきたい」と気を引き締めていた。
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