村上淳、人生初のモザイク入りシーン「逆にエロい」とニヤリ
2015年1月17日 13:15

[映画.com ニュース]映画「さよなら歌舞伎町」の公開記念トークイベントが1月16日、映画の舞台である歌舞伎町に程近い新宿「ネイキッドロフト」で開催され、廣木隆一監督をはじめ、映画に出演している村上淳、樋井明日香、我妻三輪子、リカヤ、川瀬陽太が酒を飲みながらのぶっちゃけトークに花を咲かせた。
映画は染谷将太、前田敦子らをメインキャストに迎え、歌舞伎町のラブホテルに出入りする、様々な事情や過去、ドラマを背負った人々の人生模様が描き出される。
村上はホテルで情事におよぶ男を演じているが、出演はほぼベッドシーンのみ。それなのに、なぜか撮影前の衣裳合わせに呼ばれたそうで「台本読んで『何を合わせるんだ?』って思った(笑)」と首を傾げるが、これは廣木作品の常連である村上への監督なりの敬意だったよう。ベッドシーンでは、村上にとっては人生初というモザイクが入っている。こうした規制に対しては様々な声があるが、本作に関しては村上は「逆にエロいと思った」とニヤリ。
多くのピンク映画に携わってきた廣木監督は、性描写が大きな論争を呼んだベルナルド・ベルトルッチ監督の「ラストタンゴ・イン・パリ」を例に「ボカシがある方が想像がかきたてられて、逆に無修正版が出たので見たら腰を動かしてるだけだった(笑)」と解説。その一方で、規制という形式に関しては「R-15とかの規制は必要だけど、セックスは隠す意味があるのか? TVで誰もが見られるのではなく、お金を払って見たい人が見ているんだからいいんじゃないかと思う」と持論を口にした。
また、村上は若い世代が廣木監督にどんなイメージを持っているのかが気になるようで、我妻と樋井にしきりに監督の印象を尋ねる。樋井は「(会う前は)怖いと聞いてました」と明かすが、実際の撮影では怖いと感じることはなかったそう。一方、我妻は「監督の作品が大好きで、オーディションでもう会えないかもしれないと思って『大好きです』って言っちゃった(笑)」と言うが、撮影現場では「怖かった(笑)」と述懐。「何も言わないで『はい、もう1回』『もう1回』と言い続けるので……」と戸惑いを口にしたが、廣木監督は「教えるもんじゃないだろうが」とピシャリ。客席の廣木ファンからは熱い拍手がわき起こった。
「さよなら歌舞伎町」は1月24日公開。
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