「かぐや姫の物語」アカデミー賞長編アニメ部門にノミネート 宮崎駿監督に続き2人目の快挙
2015年1月15日 22:41
[映画.com ニュース] 第87回アカデミー賞のノミネートが1月15日(現地時間)に発表され、高畑勲監督の「かぐや姫の物語」が長編アニメーション賞にノミネートされた。
「かぐや姫の物語」は、高畑監督にとって約14年ぶりの長編作で、日本では2013年11月に劇場公開された。アメリカでは昨年10月に公開され、アニメ界のアカデミー賞と言われるアニー賞の長編アニメーション賞にもノミネート。ボストン映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞などでアニメーション賞を受賞している。
アカデミー賞の長編アニメーション賞に日本映画がノミネートされるのは、昨年度の「風立ちぬ」に続き2年連続。アカデミー賞に長編アニメーション部門が設けられた第74回以降、過去にノミネートおよび受賞を果たした日本映画は、全て宮崎駿監督作品(受賞=「千と千尋の神隠し」/ノミネート=「ハウルの動く城」「風立ちぬ」)で、宮崎監督以外では初の快挙となった。
第87回アカデミー賞の受賞結果は、2月22日(現地時間)に行われる授賞式で発表される。