東野圭吾原作、原発テロ事件を描く大作「天空の蜂」イメージポスター完成
2014年12月22日 06:05
最新鋭の大型ヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の上空に静止させるという史上最悪の原発テロ事件と、その危機に立ち向かう男たちの8時間の心理戦を描いた原作は、1995年に発表された。原発問題を題材にした重厚なテーマ性や、物語のスケールの大きさから長らく映像化不可能とされてきたが、東日本大震災で現代の日本社会が抱える原発問題が克明に浮き彫りになったいま、映画化されることになった。
完成したポスタービジュアルは、何者かにハイジャックされた巨大ヘリコプター「ビッグB」が原発の上空に静止するという、物語の核となるシーンをイメージ。緊張感に加え、これから何かが起こるであろうという事件の予兆を感じられるデザインに仕上がっている。そして同時に、「ビッグB」のさらに上空から照り付ける光は希望を象徴しているようにも見え、かつてない危機の先に何が待ち受けているのか、想像を駆り立てられる1枚になっている。
また、ポスターの中央には東野氏による「作家としての飛躍を目指した 最大の勝負作。」というコメントが寄せられており、原作者がこの作品に込めた思いや意欲が伝えられている。
現在の制作状況は、2カ月半におよぶ撮影が終了し、邦画史上最高レベルを目指したVFXを作り上げるためのポストプロダクション作業に入っている。「20世紀少年」「BECK」「SPEC」など数々の話題作、大作、ヒット作を送り出してきた堤幸彦監督がメガホンをとり、「これまでこんなに神経を張りつめた作品はなかなかありませんでした。トップカットからスタッフロールまで全神経を集中させて作っています」と話している。2015年秋公開。
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