杏、R・スコット新作「エクソダス」で吹き替え初挑戦 C・ベールの妻に
2014年12月17日 05:00

[映画.com ニュース]女優の杏が、リドリー・スコット監督のスペクタクル大作「エクソダス:神と王」で、日本語吹き替え版の声優に初挑戦することがわかった。NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」でヒロインを熱演した杏が、クリスチャン・ベール演じる主人公モーゼを支える妻ツィポラ役に挑む。
清廉で風格を感じさせる杏のイメージが、モーゼの妻にぴったりであることから白羽の矢が立った。杏はかねてより声優に興味を抱いていたそうで、「初めての試みですがぜひチャレンジしてみたいと思い、オファーをお引き受けしました」と明かした。
杏は、モーゼを「他者のために無私の心を持つモーゼはとても強く聡明で素晴らしい男性だと思います。一人の男性として、頼もしさを感じました。ただ、(妻である)私を置いていってしまうのは困りますね(笑)」と分析。さらに「これまでのモーゼに対するイメージを覆す、新たなモーゼ像を描いているので、彼の物語にあまり馴染みのない人であっても、エンタテインメントとして楽しめる作品になっています。一言で言うと、“スペクタクル・アドベンチャー作品”」と説明している。そして、「音も映像も本当に素晴らしかったので、ぜひこの重量感を楽しんで欲しいです。私が演じた妻ツィポラとモーゼの夫婦の絆も見どころのひとつ」とアピールも忘れない。
「エクソダス:神と王」は、スコット監督が過去最大規模の予算を投じ、旧約聖書の「出エジプト記」に記されたモーゼの奇跡の数々と、ひとりの人間としての苦悩を壮大なスケールで描き出す。2015年1月30日から全国で公開。
関連ニュース





