「はじまりのうた」キーラ・ナイトレイが歌う特別ミュージッククリップ公開

ストリートミュージシャンの恋を描いてアカデミー題歌賞を受賞し、ブロードウェイミュージカルにもなった「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督が、ニューヨークを舞台に恋人に捨てられ失意の底にいた女性シンガーソングライターと、落ち目の音楽プロデューサーが、音楽を通じて運命を切り開いていく姿を温かなまなざしで描いた一作。今年6月、全米5館で公開されると口コミにより人気が広がり、上映館は1300館にまで拡大。グレタを見出すプロデューサーのダン役を演技派マーク・ラファロが演じているほか、グレタの元恋人デイブ役で人気ロックバンド「Maroon 5」のアダム・レビーンがスクリーンデビューを果たしている。

公開された映像は、グレタがデイブへ思いの丈をぶつけるかのように即興で歌詞を書き、デイブの留守番電話へ別れを告げるために残した歌として劇中に登場する「Like A Fool」の特別ミュージッククリップだ。映像にはギターを弾くグレタとともに、2人の思い出の日々が映し出される。そこには仲むつまじくデートをする場面のほか、ケンカや別れの場面も盛り込まれ、恋の甘酸っぱさと過ぎ去った幸福に対する切なさとが同居する映像になっている。また、歌の進行とともに画面に歌詞が書き出されていくが、同楽曲の作詞はカーニー監督が自ら手がけている。

「はじまりのうた」は2015年2月7日全国公開。