「ブラック・ハッカー」本編映像で斬新な映像スタイルが一目瞭然!
2014年11月18日 21:25

[映画.com ニュース] スペイン出身の新鋭ナチョ・ビガロンドが監督・脚本を務め、異彩を放つ映像スタイルが話題を集めるイライジャ・ウッド主演サスペンス「ブラック・ハッカー」から、元全米No.1ポルノスター、サーシャ・グレイがセクシーな姿を披露する本編映像が公開された。
同作は、セクシー女優ジル(グレイ)の熱烈なファン青年ニック(ウッド)が、マネージャーを装った謎の人物によって、女優を脅迫・拉致しようとする企みに巻き込まれる姿を描くものだが、出色なのは映像スタイル。「主人公が使っているノートパソコンのモニター画面」がスクリーンに映し出され、本人を写す内蔵カメラや監視カメラ、スカイプで話す別の人物の映像など、モニター上に並ぶ映像ウィンドウが切り替わり、拡大表示されることによってストーリーが進行していく形が採られている。
その斬新さは、本編映像で一目瞭然。ジルのパソコンをハッキングした謎の人物が、拉致したボーイフレンドの拷問映像でジルを脅し、「胸もとを開けろ」「足を開け」とニックを使って淫らな振る舞いを強要させる。ジルの部屋の盗撮映像、ニックを移す内蔵カメラ、電流を流されて苦しむボーイフレンドの映像が切り替わっていく様子が見てとれる。
「ロード・オブ・ザ・リング」のフロド役のほか、近年は「マニアック」「グランドピアノ 狙われた黒鍵」等のスリラー作品でも活躍するウッドが、ネット社会の闇に飲み込まれてしまうニックを熱演。全米No.1の人気を誇った元ポルノ女優で、スティーブン・ソダーバーグ監督が「ガールフレンド・エクスペリエンス」で主演女優に大抜てきして注目を浴びたグレイが、ヒロイン役としてセクシーな姿を披露する。長編デビュー作「TIME CRIMES タイム クライムス」のハリウッドリメイクが現在進行中という、ビガロンド監督の手腕にも注目だ。
「ブラック・ハッカー」は、11月22日から全国公開。
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