悪夢と化す新婚旅行…新宿ミラノクロージングを飾るホラー、12月公開決定
2014年11月10日 17:00

[映画.com ニュース] 新婚旅行中の夫婦を襲う惨劇を描いたショッキングホラー「ハネムーン」が、12月31日に閉館する東京・新宿ミラノのクロージング作品に決定し、6日から劇場公開されることがわかった。
ロマン・ポランスキーから影響を受けたという新進女性監督リー・ジャニアックが、初夜を境に最愛の妻が変ぼうする恐怖を映し出し、サウス・バイ・サウスウエスト、トライベッカ映画祭などで話題を集めた。
理想の美女ビーと結婚したポールは、湖畔の別荘でハネムーンを満喫していたが、真夜中にビーが失踪。足にかまれたような傷をつけ、全裸のまま森の中で立ち尽くしているところを発見する。ビーの奇行や近所でレストランを経営する夫婦の奇妙な振る舞いに不審を抱くようになったポールは、異常な真実に直面することになる。
テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」「17歳のエンディングノート」のローズ・レスリーが、理不尽な官能と狂気を見せるビーを熱演。「コントロール」のハリー・トレッダウェイが、残酷な真相に迫る夫を演じる。ポスタービジュアルは、ビーの美しい赤毛と奇妙に曲げられた腕が暗い森に浮かびあがり、不穏な空気が漂う。さらに、「目覚めると、愛する妻は別人だった」というコピーが、ポールを襲う絶望と恐怖を予感させる。
「ハネムーン」は、12月6日から新宿ミラノほか全国で公開。
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