17歳のエンディングノート
劇場公開日:2013年4月27日
解説
ダコタ・ファニングが余命を宣告された少女を演じる青春ドラマ。若くして余命を宣告された少女テッサは引きこり生活を送っていたが、17歳になり、いよいよその時が迫っていることを悟る。仕事を辞めて治療法探しにのめり込む父親や現実を受け止められない母親をよそに、テッサは親友とともに「お酒を飲む」「セックス」など危険な「TO DOリスト」を作成。残りの人生を精いっぱい生きようと決める。そんな時、隣に引越してきた青年アダムに恋をしたことから、テッサは生きることの意味を考え直すことになる。相手役のアダムに「戦火の馬」で注目された若手ジェレミー・アーバイン。
2012年製作/103分/PG12/イギリス
原題:Now Is Good
配給:キノフィルムズ
スタッフ・キャスト
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2021年12月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
タイトルだけで、どういう映画か想像つきますが、
その通りのエンディング。切ない物語ですね。
涙を誘うシーンがいろいろあるのですが、
個人的には、2か所。「落書き」と「父の涙」にグッときました。
2020年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
2013年4月劇場鑑賞
主演はダコタ・ファニング、言わずと知れた天才子役の女の子です。
幼くして大成してしまうと、大人になる頃には何となく業界から消えているジンクスがありますが、彼女もその一人であったと思います。
役者業は続いていましたが、最近は第一線で活躍してた印象はありませんでした。
そんな中、ハリウッドでないダコタ主演の本作にはとても興味がありました。
この作品はタイトルからも何となく分かるように、余命を宣告された女の子の話です。
こういったテーマを扱うとどうしても 涙を誘うような演出が過剰になりがちですが、この作品にはそういったあざとさが無く最後まで自然に観れました。
当初は重めのヒューマンドラマかと思ってましたが、実に爽やかなティーンムービーで、とても心地良かったです。
17歳のテッサは迫ってくる終わりを嘆くで無く、終わりが来るまでの一瞬々を愛おしく生きる。
涙が溢れて止まらない、とても切なく静かに胸をうつ物語でした。
またあくまで主観ですが、この作品によってダコタが“子役から女優”へ生まれ変わったきっかけになったような気がしました。
これからの彼女に更なる期待をしています。
本当に素晴らしい作品でした。
2020年8月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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あの小さかったダコタ・ファニングちゃんが17歳の役をやっていて、ただただ驚き!
しかも今から7年前の作品ということは、今はもうすっかり大人になっているのかと思うと感動すら覚える。
主人公のテッサは17歳という若さですでに死を目前に迎えた癌患者。死ぬまでにやっておきたいことをリストにして、違法なことも含めていろいろやっちゃいます。
これは、死を迎える準備なのか?それともヤケになって作ったの?と思っていたけれど、鑑賞しているうちに、そのリスト自体はどうでも良くなっていくのです。
娘のことを大切に思うばかりに鑑賞し過ぎと嫌がられるパパ。ママ業には向いてないママ(でも、人としては決して悪いわけではない)。家族の中で一番素直で一番クールに現実を受け入れているように見える弟。
この家族大丈夫か?と心配していましたが、後半で泣かされます。家族からのものすごい愛情を感じます。
テッサが恋に落ちた相手のアダム。
精神的に不安定な母を支えながら、最初こそテッサに深入りしないようにしていた彼も、覚悟を決めたのか、近づくもその後具合の悪い彼女を見てショック。。。
それでも最後まで彼女を支え続けたアダムにありがとうを言いたい。
アダムがテッサを連れて行った場所がものすごく美しいです。なんでこんなとこにベンチが?とも思うけど、イギリスかと思えば納得。
映画に映るイギリスの街中を見ているとものすごく懐かしくて、タイムスリップしたみたいに楽しめました(渡英経験者です)イギリス英語を勉強している方にもお勧めできる映画です。
死を目前に最後まで堂々と、自分の意志で人生を生き抜いたテッサがカッコよくて愛おしかった。
ストーリーはあるあるですが、素晴らしいロケーションと、悲しい結末ではありますが心温まる作品でした。
2019年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ダコタ・ファニングが余命を宣告された少女を演じる青春ドラマ。