アナ雪に続くディズニー新作「ベイマックス」日本上陸!製作陣が日本愛を猛アピール
2014年10月22日 14:22

[映画.com ニュース]ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの長編新作アニメ「ベイマックス」の来日記者会見が10月22日、都内で行われ、監督を務めるドン・ホールとクリス・ウィリアムズ、プロデューサーのロイ・コンリ、同スタジオのエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるアンドリュー・ミルスタインが出席した。日本文化をふんだんに取り込んだ本作。劇中に登場するロボット“ベイマックス”のモデルについて、ホール監督は「日本の鈴を見ていたら、笑顔に見えてきたんだ」。ウィリアムズ監督も「日本独自のシンプルな美学を、キャラクターに反映させることができて誇りに思っている」と日本文化の強い影響を語っていた。
また、映画の舞台はサンフランシスコと東京を融合させた架空の都市“サンフランソウキョウ”という設定で「3年前に日本でリサーチ旅行をしたんだ。街並みはもちろん、自動販売機やマンホールのふたまで膨大な写真を撮ったよ。日本の造形美を作品に生かすことができた」(ホール監督)、「なじみはあるけど、実際には存在しない……。そんな宮崎駿監督の世界観を目指したつもりだよ」(ウィリアムズ監督)。コンリ氏は「今回、スタジオ内で日本人チームを編成し、何かおかしな描写があれば、指摘してもらったんだ」とこだわりを語っていた。
映画は謎の事故で唯一の肉親だった兄のタダシを亡くした14歳の少年ヒロが、タダシの残したケアロボットのベイマックスとともに、心の傷を癒やしながら、兄の死に隠された巨大な陰謀を解き明かすという冒険ファンタジー。
10月23日に開幕する第27回東京国際映画祭のオープニング作品としてワールドプレミア上映される。ディズニー長編アニメが日本でワールドプレミアを迎えるのは初めてで、「日本へのラブレターである本作を、日本で初披露できて光栄」(コンリ氏)、「まず『アナと雪の女王』をたくさん愛してくださり、お礼を言いたいです。私にとって喜びであり、驚き。『ベイマックス』も同様に愛してもらえれば」(ミルスタイン氏)と感激しきりだった。
会見には日本語吹替えキャストの菅野美穂と小泉孝太郎が着物姿で登場し、監督、プロデューサーらに特製の半被をプレゼント。菅野はヒロの母親代わりであるキャス、小泉がタダシの声を担当しており、「普段の演技とは違う、まったく新しい経験。ディズニー作品に参加できるのも光栄」(菅野)、「たったひと言のセリフで、30テイク録ったことも。心が折れそうになったが、タダシに立体的な命を吹き込むことができた」(小泉)と話していた。
「ベイマックス」は12月20日から全国で公開。
フォトギャラリー
PR
©2025 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
「トリツカレ男」あらすじ・概要・評論まとめ ~いしいしんじの楽しく恐ろしい原作を佐野晶哉+上白石萌歌でミュージカル・アニメ化~【おすすめの注目映画】
2025年11月6日 09:30
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ