「検屍官」パトリシア・コーンウェル、初オリジナルドラマ脚本執筆へ
2014年10月22日 15:30
[映画.com ニュース] 「検屍官」シリーズで知られる米ベストセラー作家パトリシア・コーンウェルが、米CBS向けに初のオリジナルドラマ脚本を執筆することがわかった。
米バラエティによれば、タイトル未定の同ドラマシリーズの主人公は、サンディエゴ警察の型破りな女性刑事。実は、自身も過去の忌まわしい出来事に取り付かれているという設定だ。「リベンジ」「ロズウェル 星の恋人たち」のグレッチェン・J・バーグとアーロン・ハバーツがプロデュースと、初のドラマ脚本を手がけるコーンウェルのアドバイザーを務める。
コーンウェルは自作の映像化に関して非常に慎重なため、これほどのベストセラー作家としては意外なことだが、「捜査官ガラーノ」シリーズのテレビ映画2本以外は映画化・ドラマシリーズ化されていない。
なお、女性検屍官ケイ・スカーペッタが活躍する「検屍官」シリーズの映画化プロジェクトは、約5年前に立ち上がり、昨年には2015年公開に向けての始動が報じられたが、その後も具体的な動きは見られない。主役のスカーペッタ役には、コーンウェルの希望もあり、アンジェリーナ・ジョリーが想定されている。