【全米映画ランキング】デンゼル・ワシントン主演「イコライザー」が首位デビュー
2014年9月30日 16:30

[映画.com ニュース]2本の新作が拡大公開された先週末の全米ボックスオフィス。約3500万ドルのオープニング興収で見事首位デビューを果たしたのはデンゼル・ワシントン主演の「イコライザー」だった。
同作は1980年代に全米で人気を博したテレビシリーズ「ザ・シークレットハンター」をリメイクしたアクションスリラー。元CIAエージェントのロバート・マッコール(ワシントン)が、昼はホームセンターの従業員、夜は闇の仕事請負人として活躍する姿が描かれる。テレビシリーズはニューヨークが主な舞台だったが、映画はボストンが舞台。このリメイク版では、若い娼婦を救うためにマッコールがロシアンマフィアと戦うことになる。批評家のレビューは賛否が分かれているが、観客受けはまずまずで、ワシントン主演作としては「アメリカン・ギャングスター」(2007/約4360万ドル)、「デンジャラス・ラン」(2012/約4020万ドル)に次ぐ歴代3位、9月公開作でも歴代4位ののオープニング興収を記録する上々のスタートを切った。共演にクロエ・グレース・モレッツ、マートン・ソーカス、ビル・プルマン、メリッサ・レオ。監督はワシントンのオスカー受賞作「トレーニング・デイ」に、「ザ・シューター 極大射程」「エンド・オブ・ホワイトハウス」などアクションものを多く手がけるアントワン・フークア。すでに続編の準備が進められており、ワシントン主演で製作決定となれば、ワシントンのキャリアでは初めてのシリーズものとなる。
2位は前週首位の「The Maze Runner」。約1750万ドルの興収で累計は約5800万ドルに。グロスは9000万ドルといったところか。
2位と僅差で初登場3位となったのは「コララインとボタンの魔女 3D」を製作したアニメスタジオ「ライカ」による新作ストップモーションアニメ「The Boxtrolls」。イギリスの児童文学作家アラン・スノウ氏による「Here Be Monsters!」を原作に、四角い段ボール箱をまとうクリーチャーのボックストロールに育てられた少年エッグスの成長物語が描かれる。声の出演はベン・キングスレー、ジャレッド・ハリス、ニック・フロスト、エル・ファニング、サイモン・ペグ、トレイシー・モーガン、トニ・コレットにアイザック・ヘンプステッド=ライト。
前週2位だったリーアム・ニーソン主演の「ア・ウォーク・アマング・ザ・トゥームストーンズ(原題)」は今週7位にランクダウン。累計は2000万ドルで、現状グロスは5000万ドルに届けば御の字だ。
今週末は、製作開始当初から話題になっていたデビッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演の「ゴーン・ガール」のほか、昨年夏の大ヒットホラー「死霊館」のスピンオフ「Annabelle」 などが公開となる。
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