サン=テグジュペリの名作をアニメ映画化 「リトルプリンス 星の王子さまと私」15年冬日本公開
2014年8月27日 08:00

[映画.com ニュース] アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作小説「星の王子さま」をアニメーション映画化する「リトルプリンス 星の王子さまと私」が、2015年冬に日本公開されることがわかった。
1943年に出版された原作は270以上の言語に翻訳され、全世界で1億4500万部以上を売り上げる不朽の名作。過去に日本でテレビアニメ化されたことなどはあるが、アニメーション映画になるのは、出版から70年を経て今回が初めてとなり、監督を「カンフー・パンダ」などで知られるマーク・オズボーンが務めている。
オズボーン監督はプロジェクトを打診された際、「あれほどまでに詩的な名作を、損なうことなくどうやって映画化できる? あのストーリーの長編アニメ映画化なんて、不可能なことに思えた」という。それでも「これは一生に一度のチャンスで、とても拒むことができない贈りものだった」と監督を引き受けた。
そして、「じっくり考えた結果、映画化するうえでの鍵は、その本をめぐって展開される、より壮大なストーリー……原作の世界観を忠実に描きつつ、そこを核にして大きく展開されるストーリーを描くことだと気づいた」と語り、多彩な解釈の余地を残す原作の魅力を損なうことなく、世界中の幅広い層の観客にアピールする映画を目指して、現在も製作を続けている。
キャラクターデザインにピーター・デ・セブ(「アイス・エイジ」「ファインディング・ニモ」「ターザン」「ムーラン」)、美術にルー・ロマーノ(「カールじいさんの空飛ぶ家」「Mr.インクレディブル」「モンスターズ・インク」)など、それぞれが名作アニメに携わってきた一流のスタッフが参加。さらに、ジェフ・ブリッジス、ジェームズ・フランコ、マリオン・コティヤール、ベニチオ・デル・トロと、ハリウッド最高峰の実力派キャストが英語版声優を務めることが決まっており、日本語吹き替え版にも、同様に豪華俳優陣をキャスティングする方向で作業が進められている。
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