C・ノーラン監督「インターステラー」コミコンを熱狂させた最新予告編が公開
2014年8月21日 12:00
[映画.com ニュース] クリストファー・ノーラン監督、マシュー・マコノヒー主演の話題作「インターステラー」の最新予告編が完成した。7月に米サンディエゴで開催されたエンタテインメントの祭典「コミコン・インターナショナル」で初披露され、会場を熱狂させた映像が、ついに日本でお披露目された。
地球滅亡のカウントダウンが迫るなか、愛する家族の未来を守るため、人類の存亡を懸けた史上最大のミッションに挑む人間たちのドラマを描くエンタテインメント大作。「ダラス・バイヤーズクラブ」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したマコノヒーをはじめ、「レ・ミゼラブル」で同助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイほか、ジェシカ・チャステイン、ケイシー・アフレック、エレン・バースティン、マイケル・ケインら実力派キャストが、エモーショナルで深みのある人間ドラマをつむぎ出す。
このほど公開された予告編では、マコノヒー演じる主人公が愛する家族への思いと人類を救う使命感を胸に、壮大な宇宙を旅する様子がリアリティたっぷりに映し出され、見る者の心をわしづかみにする。「2001年宇宙の旅」と同じようなスケールの作品を観客に届けたいというノーラン監督の熱意が伝わるスペクタクルな映像だ。
秘密主義で知られるノーラン監督は、「登場人物たちのミッションをリアリティに満ちたものにするべく、多くの革新的技術、そして異なる技術を組み合わせた。それが何なのかは、お伝えできない。皆さんには、映画を見に行って驚いてほしいから(笑)」と期待を抱かせる。そして、「子どもたちとその両親で一緒に見に行ってほしい。ぜひ巨大なスクリーンで、体感してほしい」と熱い思いを語った。
遠くない未来、世界的な食糧飢饉(ききん)や劇的な環境変化によって、地球の寿命は尽きかけていた。居住可能な新たな惑星を探すため、前人未到の未開の地へと旅立つミッションに選ばれたのは、まだ幼い子どもを持つ元エンジニアの男と数少ないクルーたち。自分を犠牲にして人類の未来を切り開くのか、それとも最後の瞬間まで愛する者を守り抜くのか。不可能にも思える史上最大のミッションを託された主人公たちは、究極の選択を迫られる。
「インターステラー」は、11月22日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。