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宮沢りえ7年ぶり主演「紙の月」での“見たことのない自分”に原作者も太鼓判

2014年8月21日 22:35

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会見に出席した宮沢りえ、大島優子、小林聡美
会見に出席した宮沢りえ、大島優子、小林聡美

[映画.com ニュース] 女優・宮沢りえの7年ぶりとなる主演映画「紙の月」の完成報告会見が8月21日、都内のホテルで行われた。宮沢は、「7年ぶりということに、自分でもあらためて驚いています。その間、さぼっていたわけではなく、内々にフツフツとためてきたものを出し切った感じがあります」と自信のほどをのぞかせた。

2007年「オリヲン座からの招待状」以降は舞台が活動の中心だったが、「タイミングが大事だと思っていて、そろそろ映画をやりたいなあと感じながら過ごしている時」にもたらされたのが同作のオファー。些細な出来心から巨額横領に手を染めていく銀行員という役どころで、「やったことのない役だったので、戸惑いもあったけれど、見たことのない自分に出会いたいと思った。案の定、吉田大八監督のリードによって、見たことのない自分の顔に衝撃を受けました」と新境地を強調した。

原作者で直木賞作家の角田光代さんも「ものすごい映画なんですよ。度肝を抜かれるし、何ひとついいことは起きていないのに、見た後にそう快な気分になる。私には書けない」と脱帽。宮沢の演技については「すごい迫力で怖かった。どんどん悪くなっていくのに比例して、透明な美しさが出てきて本当に怖かった」と大絶賛。原作者に太鼓判を押された宮沢は、「正直、やったあって気分」と大喜びしていた。

また、映画オリジナルのキャラクターとして大島優子が宮沢の同僚役で、AKB48からの卒業を発表してから初の映画出演。宮沢、小林聡美との共演に「大先輩のお芝居を間近で見て、空気だったり取り組み方を勉強させてもらった。緊張しつつ繊細さを持ってお芝居をしました」と話していた。

紙の月」は、上司からの信頼も厚い銀行員のアラフォー主婦が、大学生との出会いがきっかけで顧客の預金に手をつけたことで、次第に巨額の横領へと自らをおとしめていくサスペンス。11月15日から全国で公開される。

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