シリーズ最終章「ホビット 決戦のゆくえ」予告&ポスター第1弾公開!
2014年8月7日 12:00
[映画.com ニュース] 世界中で1億人が読んだといわれるJ・R・R・トールキンの冒険物語「ホビットの冒険」を完全映画化した、シリーズ3部作の最終章「ホビット 決戦のゆくえ」の第1弾予告編とポスターが公開された。
今回公開された予告編では、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピピン(ビリー・ボイド)が犠牲者への追悼を歌い上げたのと同じ楽曲に乗せ、冒険の終わりを予期した主人公ビルボ(マーティン・フリーマン)が、旅の仲間へ思いをはせて感慨深い表情を見せるシーンや、ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)の眼前に横たわるガンダルフ(イアン・マッケラン)の姿など、意味深な場面も盛り込まれている。
同時に公開されたポスターには、ひざをつき頭を垂れるビルボの姿と「ここに、決着」のキャッチコピーが掲出されている。その言葉通り、2001年の「ロード・オブ・ザ・リング」から始まったピーター・ジャクソン監督の14年にわたる“中つ国”の歴史が同作で幕を下ろすことになる。また、「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」ではアカデミー賞史上最多タイの11部門を受賞していることもあり、最終章となる今作で再び賞レースを賑わすことになるのかに注目が集まる。
「ホビット 決戦のゆくえ」では、解き放たれた邪竜“スマウグ”、復活を遂げた冥王サウロンの魔の手が迫るなか、対立が深まるドワーフ、エルフ、人間たちは結束するか滅ぼされるかという究極の決断を迫られる。ビルボはその最終決戦で、仲間の命を守るために立ち上がる。ドワーフの指導者トーリン・オーケンシールドをリチャード・アーミテージ、レゴラスをオーランド・ブルームが演じるほか、スマウグの声とモーションキャプチャーをベネディクト・カンバーバッチが担当している。12月13日から全国公開。