ピーター・ジャクソン監督、コミコンで「ホビット」ファンイベント開催を発表！

2014年8月1日 15:50

（左から）ジャクソン監督、共同製作者で脚本家のフィリッパ・ボウエン、ベネディクト・カンバーバッチ

［映画.com ニュース］　米サンディエゴで7月23日から27日に開催されたコミコン・インターナショナルで、ピーター・ジャクソン監督が6500人のファンを前に、シリーズ最終章「ホビット　決戦のゆくえ」（12月13日日本公開）の公開に先駆け、全世界の「ホビット」ファンへ向けて“ホビット・ファン・フェローシップ・コンテスト”を開催すると発表した。

同コンテストは、当選すると“中つ国（ミドル・アース）”のロケ地ツアーと、ジャクソン監督との試写会に参加できるというホビットファン垂涎（すいぜん）のイベント。世界中から選ばれた75組150人の当選者は、撮影地ニュージーランドへ渡航し「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」の両3部作で知られるホビット族のホームタウン“ホビット庄”を訪問する。12エイカーの敷地には44のホビットの家が点在しており、参加者らはプライベートツアーを通して、映画の中に入り込んだかのような体験を楽しむことができる。さらに、その他のロケ地や観光客に人気のエリアなどを1週間かけてめぐるという。

そして、ツアーの最後はニュージーランドの首都ウエリントンで、ジャクソン監督と共に「ホビット　決戦のゆくえ」のプライベート試写会に参加。監督によると、これは同作の「最初の公式試写会」になるとのことだ。コンテストの詳細は今後発表される予定。

「ホビット」シリーズ3部作の第3章「ホビット　決戦のゆくえ」は、奪われた王国にたどり着き、邪竜“スマウグ”との対決をついに迎えたビルボ（マーティン・フリーマン）たち旅の一行。彼らにレゴラス（オーランド・ブルーム）らエルフ族も加わり、スマウグ、そして闇にうごめく強大な敵との世界の命運を握る最終決戦が描かれる。12月13日から全国公開。