ジャン=ピエール・ジュネ監督「天才スピヴェット」予告編で10歳の天才科学者が家出!?
2014年7月31日 15:00

[映画.com ニュース] 大ヒット仏映画「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督が自身初の3Dに挑戦した感動作「天才スピヴェット」の予告編が完成し、正装した主人公スピヴェットと周囲にちりばめられた個性的な家族たちが印象的なポスタービジュアルとともに公開された。
家族に才能を理解してもらえない10歳の天才科学者スピヴェットは、権威ある科学賞の受賞式に出席するため、モンタナの牧場からワシントンDCまでアメリカ大陸を横断するという壮大なスケールを企てる。主人公スピヴェット役には、7歳以下の武道選手権の世界チャンピオンであり、6カ国語を操る天才少年と呼ぶにふさわしい新人カイル・キャトレットが大抜てき。昆虫の研究に夢中な母親をヘレナ・ボナム・カーターが演じた。
このほど公開された予告編では、大人顔負けの頭脳をもちながら、子どもらしいピュアな想像力とみずみずしい感性をもったスピヴェットの冒険が飛び出す絵本のように立体的に映し出されていく。スピヴェットの弟の死によって家族の心に空いた穴を懸命に埋めようとする健気な姿が、プロダクション・デザインで徹底的に作りこまれたジュネ監督らしい独特の世界観のなかで生き生きとフレッシュに描かれた。
「天才スピヴェット」(3D/2D)は、11月から東京・シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。
(C)EPITHETE FILMS - TAPIOCA FILMS - FILMARTO - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA
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