中村蒼、ドラマ版「永遠の0」に出演 宮部久蔵役・向井理と共演
2014年7月26日 06:00

[映画.com ニュース] テレビ東京開局50周年特別企画として2015年に3夜連続放送を予定しているスペシャルドラマ「永遠の0」に、若手俳優の中村蒼が出演していることがわかった。向井理が扮する主人公・宮部久蔵に飛行訓練を受ける飛行予備学生の大石賢一郎を演じている。
岡田准一主演&山崎貴監督によって映画化され、大ヒットしたことも記憶に新しい百田直樹氏のベストセラー小説を、向井の主演でドラマ化。3夜連続放送することで、映画版では登場しなかった人物やエピソードを盛り込み、太平洋戦争の戦史に関しても同局のアーカイブ資料を用いて詳細に描くことで、映画とは異なる魅力を追求。「臆病者」「卑怯者」と評されながら、天才的な操縦技術を誇ったゼロ戦操縦者の宮部の生きざまや家族愛、戦争時代を生きた人々の人生模様を描き出していく。
中村は、宮部に飛行訓練を受ける戦時中の大石役で出演。訓練中に宮部を助けようとしたことから運命が大きく変わっていく重要な存在で、映画版では染谷将太が演じていた役どころだ。
このほど撮影に参加した中村は、ゼロ戦搭乗中に重傷を負う場面を撮影。血まみれになりながら操縦桿を握る緊迫した劇中カットも公開された。中村は「雰囲気はいいと思います。緊張感がちゃんとあるし。衣装も半袖ではないので、現場は暑いし、ダラダラしないで決める時は決める現場です」と感想を述べ、向井との共演についても「緊張します。向井さんは優しいんですけど、どこかで宮部の気持ちを忘れていない感じがあって。なので、芝居の緊張感を自然と出せます。以前共演した時は10代だったので少しでも成長している姿を見せられたらと思っています」と話し、気を引き締めている。
「永遠の0」という作品については、「自分たちの周りには守るべき存在がいるのだろうか? 守ってくれるような人はいるのか? そういうことを考えるのもすごくいいと思います。また、現代の人たちが自分のルーツを探すというのも、生きる上ですごく大切だと思うので、僕も自分の先祖が何をやっていたのか知りたいなと思いました」と話している。
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