5人の兵士の絆を描くブラッド・ピット主演「フューリー」特報が完成
2014年7月24日 12:05
第2次世界大戦下、たった1台の戦車で300人ものドイツ軍最強部隊を相手に戦い抜く5人の男たちの絆を描いたドラマ。脚本にほれ込み出演を熱望したピットは製作総指揮も兼ね、「エンド・オブ・ウォッチ」など臨場感のあるアクションに定評のあるデビッド・エアー監督とタッグを組んだ。共演陣には、「トランスフォーマー」シリーズのシャイア・ラブーフ、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のローガン・ラーマンのほか、マイケル・ペーニャ、ジョン・バーンサルが名を連ねる。
1945年4月、ナチス占領下のドイツ。連合軍の米兵で経験豊富なリーダー格の“ウォーダディー”(ピット)と3人の仲間のもとに、戦場に立ったことがなく銃を撃つこともできない新兵のノーマン(ラーマン)が配属される。5人はぶつかりあいながらも絆を深めていくが、進軍中に攻撃を受け味方の部隊がほぼ全滅。生き残ったウォーダディーたちは、“フューリー(激しい怒り)”と名づけた戦車に乗り込み、過酷なミッションに決死の覚悟で立ち向かう。
撮影ではリアリティを追及し、本物の戦車も使用。このほど公開された特報では、シャーマンと呼ばれた米国のM4中戦車と、ドイツ側のティーガー戦車が激しい撃ち合いを繰り広げる様子が収められた。同時に、壮絶な戦場を目にしながら平和を望み、生きて故郷に帰ることを誓う兵士たちの熱い思いが切々と描かれ、胸に迫る物語を想起させる。
「フューリー」は11月に全国公開。