宮沢りえ主演のドラマ「グーグーだって猫である」に長塚圭史、黒木華、田中泯ら
2014年7月10日 10:30

[映画.com ニュース] 人気漫画家・大島弓子氏の自伝的エッセイ漫画を、宮沢りえ主演で描くWOWOWの連続ドラマ「グーグーだって猫である」に、長塚圭史、黒木華、田中泯らが出演していることが発表された。あわせてティーザービジュアルもお披露目された。
原作は、大島氏が飼い猫との日々をつづった自伝的エッセイ漫画(全6巻)で、2008年には小泉今日子主演で映画化もされた。東京・吉祥寺に暮らす漫画家の小島麻子(宮沢)は、愛猫のサバが突然他界して以来、漫画も描けず、食事ものどを通らない。そんなある日、井の頭公園を散歩していた麻子は、病気の子猫を連れたホームレスの男性と出会い、子猫の病気を治してあげたい一心から、男性に無断で子猫を病院に連れて行く。
麻子の担当編集者で、意気消沈する麻子の身を案じる大森を長塚が演じ、宮沢とは過去に同じ舞台に立ったこともある黒木が、麻子を尊敬するアシスタントのミナミに扮した。宮沢との共演について、長塚は「大島弓子さんが持つ特別な感性がりえさんにピッタリあっているんじゃないかと思います。ヒュッと危うく崩れるところと、ピリッと漫画家として背筋を伸ばすところのメリハリがとても効いていますね」と話し、黒木も「今回ご一緒したシーンでも、麻子さんという人物がすごく生き生きとそこに存在していて、それは宮沢さんの人間の力なんだなと感じました」と敬服。そして、「たそがれ清兵衛」で共演して以来、宮沢を「もっと知りたいと思っていた」という田中が、麻子が公園で出会うホームレスに扮している。
そのほか、岸井ゆきの、岩松了、中岡創一(ロッチ)、市川実和子、菊地凛子と個性的かつ実力派のキャストが顔をそろえており、宮沢は「本当にちらっとご出演いただいている方もふくめて、皆さんすごく個性にあふれて、表現力に長けている方達ばかりなので、毎日撮影現場に行くのが楽しみでした」と充実した撮影の日々を送れた様子だ。
解禁されたビジュアルは、アメリカンショートヘアの子猫グーグーを先頭に、宮沢、長塚、黒木、田中の主要キャスト4人が、ザ・ビートルズの名盤「アビーロード」のジャケット写真を模した構図で井の頭公園の池にかかる橋をわたる姿が描かれ、作品の世界観を表現している。
監督は、映画版でもメガホンをとった犬童一心が務めた。全4話。今秋放送。
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