前年比2割ダウン、夏の全米映画興行が不振
2014年7月9日 07:10
[映画.com ニュース] 米独立記念日の連休の映画興行が不振に終わったため、今夏の全米ボックスオフィスが大きく苦戦していると、バラエティ誌が報じた。
「トランスフォーマー ロストエイジ」や「22ジャンプ・ストリート」などのヒットはあるものの、5月の第1週から7月の独立記念日までの総興行成績は23億ドルで、昨年の同時期の興行成績の28億ドルと比較して19.3%もダウンしている。その原因を追究したハリウッド・レポーター誌によると、昨年5月第1週に公開された「アイアンマン3」は4億ドルを突破しているのに対し、今年5月第1週に公開された「アメイジング・スパイダーマン2」は2億ドルにも到達しておらず、スタジオ経営の屋台骨といわれるシリーズものが期待通りの成績を収めていないことが原因であるとしている。
一方、アナリストのフィル・コントリーノ氏は、今年はとくに中規模作品の不振が目立つと指摘。たしかに、アダム・サンドラーの新作「Blended」は4380万ドル、「テッド」のセス・マクファーレン監督の新作「A Million ways to Die in the West」も4200万ドルに終わっている。ただし、まだ「猿の惑星:新世紀(ライジング)」や、マーベルの新作「Gurardians of the Galaxy」などの大作映画の公開を控えていることから、コンロリーノ氏は「まだ悲観的になるのは早い」と今後に期待を寄せている。

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