ロバート・アルトマン監督のドキュメンタリー映画が完成
2014年7月7日 09:40

[映画.com ニュース] 2006年に81歳で死去したロバート・アルトマン監督のドキュメンタリー「アルトマン(原題)」がこのほど完成し、6月下旬に米ロサンゼルスのUCLAビリー・ワイルダー・シアターで世界初上映された。
「マイティ・ウクレレ」ほか多くのドキュメンタリーを手がけているカナダ出身のロン・マンが監督を務めた「アルトマン」は、同監督の未亡人キャスリン・リード・アルトマンがナレーションを担当。ホームムービーや撮影現場のフッテージを含む貴重な映像を盛り込み、アルトマン監督のキャリアと人生を振り返る内容となっている。
また、ポール・トーマス・アンダーソン、ジェームズ・カーン、キース・キャラダイン、エリオット・グールド、ジュリアン・ムーア、ロビン・ウィリアムズ、ブルース・ウィリスらがインタビューに答えている。本作は8月に米ケーブルテレビ局Epixで放送、その後DVD化が予定されているが、劇場公開については未定。
アルトマン監督は、70年の「M★A★S★H マッシュ」でカンヌ映画祭パルムドールを受賞。「ロング・グッドバイ」(73)、「ナッシュビル」(75)、「ザ・プレイヤー」(92)、「ショート・カッツ」(94)、「ゴスフォード・パーク」(01)など多くの傑作を生み出した。遺作は06年の「今宵、フィッツジェラルド劇場で」。群像劇を得意とし、ハリウッドに媚びない映画スタイルで多くの映画俳優から愛された。
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