神田沙也加、ゲーム「ダンガンロンパ」の舞台版でギャル姿披露
2014年7月4日 20:20
[映画.com ニュース]人気若手俳優の本郷奏多が主演、「NON STYLE」の石田明演出(出演も兼ねる)で上演されることが発表されていた、大ヒットゲームの舞台化「ダンガンロンパ THE STAGE~希望の学園と絶望の高校生~」。このほどすべてのキャストが決定、7月4日に都内で制作発表記者会見が行われ、その全貌がついに明らかになった。
「ダンガンロンパ」は販売数60万本以上を誇り、昨年アニメ化もされた人気ゲーム。超一流の才能をもつ高校生を集めた政府公認の学校組織「私立希望が峰学園」を舞台に、“コロシアイ”を強いられた新入生15人がサバイバルをかけ、“学級裁判”で事件を解決していく“ハイスピード推理アクション”ゲームだ。
本郷奏多が演じるのは、超エリートが集う中、ただ1人抽選で選ばれた“超高校生級の幸運”の持ち主、苗木誠。本郷にとってこれは、昨年7~8月の「Moonlight Rambler ~月夜の散歩人~」に続く2度目の座長公演となる。実は「ダンガンロンパ」は発売日に入手してプレイしていたほどのファンを自認するだけに「ファンに納得してもらえるような舞台にしたい」と意気込む。超高校生級の個性派ぞろいのキャラクターの中、平凡な苗木だが、「最初はただ巻き込まれていた苗木がだんだん積極的に裁判に関わるようになって、みんなを引っ張っていくようになる。成長していくんです。そこは、個性がハッキリしていない苗木だからこそ表現していける部分だと思うので、きっちり出して行きたい」と、ファンならではの洞察を見せた。
“超高校生級ギャル”江ノ島盾子に扮するのは、「アナと雪の女王」のアナ役を吹き替えて話題をさらった神田沙也加。本郷と同じく、ゲームのファンだという神田は、「やるならこの役と思っていました。この作品と関わるなら舞台しかないと思っていたので、待ってましたという感じです。ギャルだったことはないんですが、ギャル雑誌や渋谷の街で研究してつくっていきたい」と声を弾ませた。会見の終わりにスクリーンで“ギャル”に扮したビジュアルが披露されると、本郷からは「カッコイイ! 決まってますね。本番が楽しみです」という声がかかり、演出の石田も「ホンモノですね」と感心。神田自身も「ヘアメイクをしてみて、テンション上がりました」とニッコリ。
M-1グランプリ優勝(2008)など数々の賞に輝いてきた“超お笑い芸人級”の石田にとっては、これが記念すべき演出家デビュー。“超高校生級の占い師”葉隠れ康比呂役として出演も兼ねることになる。「『なんでお前やねん』と思う人も多いでしょうが、いい意味で期待を裏切って、お笑いで経験したことも活かし、スピード感あふれるエンターテイメントにしたい」とヤル気満々だった。
“超高校生級アイドル”舞園さやか役にオーディションで選ばれたニコラモデルの田中日奈子は、学校の授業があるため欠席。会見にはこのほか、岡本玲、小澤亮太、大沢ひかる、八神蓮、高木万平、藤江れいな(NMB48)、大島なぎさ、石田晴香(AKB48)、奥仲麻琴(PASSPO☆)、池端レイナ、向清太朗(天津)、山口ゆきえ(カーニバル)、宮下達也(RUN&GUN)、松風雅也、シナリオ監修の小高和剛が出席。学園長モノクマ役で大山のぶ代が声の出演を、もうひとりの学園長役で風間トオルが映像出演することも発表された。
舞台「ダンガンロンパ THE STAGE~希望の学園と絶望の高校生~」は、10月29日~11月3日に東京・日本青年館大ホールで上演される。
フォトギャラリー
PR
©2024 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。