D・クルーガーがラブコメ初挑戦「バツイチは恋のはじまり」がフランス映画祭観客賞受賞!
2014年7月4日 19:15

[映画.com ニュース] 6月30日に閉幕した「フランス映画祭2014」で、ダイアン・クルーガー、ダニー・ブーンのダブル主演作「バツイチは恋のはじまり」が観客賞を受賞した。同賞はすべての上映作品の観客による4段階の評価を平均し、もっとも点数の高かった作品に贈られる賞で、2012年の「最強のふたり」、2013年の「タイピスト!」と、受賞作は例年公開後にヒットを記録している。
「バツイチは恋のはじまり」は、「最強のふたり」製作チームが手がけ、「一度目の結婚は失敗する」というジンクスのため、好きでもない相手と一度結婚してバツイチになり、本命の恋人と結婚しようと奮闘するヒロイン、イザベルの姿を描くラブコメディ。
今作で、初のラブコメ作品主演を果たしたクルーガーは、「フランスのコメディには大好きな作品があるけれど、そういった役をだれも私に依頼しようと考えなかったし、演じたいと思うほど笑える物語もなかったの。この映画にはコメディの一面もあり、信頼のおける登場人物たち、とりわけ女性の登場人物たちに感動させられる面もあります。このジャンルで女優に依頼される仕事は、しばしば単調で単純なものですが、イザベルには心があって、守ってやりたいと思う人物なんです」とキャラクターを紹介する。
そして、「もともとこのジャンルが大好きなんです! 特に、うまくいきそうにもないカップルがお互いを知り合っていく物語を描いた40年代から60年代のアメリカの映画が好きで、小さいころはそんな恋愛を夢みたし、後になって実際はとても難しいことなのだと学びました。人間は、相手を知る努力から逃げてしまいがちなんですよね。俳優はみな出来のいいロマンティック・コメディに出ることを願いますが、私は監督のおかげでそれを実現できました」と本作出演に大満足のコメントを寄せている。
「バツイチは恋のはじまり」は9月20日から全国で公開。
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