【全米映画ランキング】「魔法の恋愛書」の続編がV。イーストウッドの新作は4位デビュー
2014年6月25日 10:10

[映画.com ニュース]サマーシーズン8週目を迎えた全米ボックスオフィス。2本の新作が拡大公開された先週末は、ケビン・ハートがブレイクした2012年の大ヒット群像ラブコメディ「魔法の恋愛書」(日本未公開)の第2弾「Think Like A Man Too」が約3000万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
人気コメディアンのスティーブ・ハーベイによるベストセラー本「世界中の女性が幸せをつかんだ 魔法の恋愛書」を元に映画化した第1作に引き続き、今回の第2作もハート、マイケル・イーリー、タラジ・P・ヘンソン、レジーナ・ホール、ミーガン・グッド、ガブリエル・ユニオンら前作のキャストが再結集。ラスベガスに舞台を移し、人騒がせな恋愛模様を繰り広げる。批評家のレビューは否定的なものが多く、前作のオープニング興収約3360万ドルには及ばなかったが、辛くも首位デビューを果たした。メガホンをとったのは前作に引き続きティム・ストーリー。
惜しくもV2を逃したのは、前週首位だったジョナ・ヒル&チャニング・テイタム主演のR指定アクションコメディ「22 Jump Street」。先週末も約2700万ドルを稼ぎ出し、10日間の累計は約1億0900万ドルに。グロスは1億6000万ドル近辺になりそう。
3位は「22 Jump Street」と同じく前週からワンランクダウンした「ヒックとドラゴン」の続編「ヒックとドラゴン2(仮題)」。
そして、約1300万ドルのオープニング興収で初登場4位となったのは、巨匠クリント・イーストウッドがトニー賞受賞の大ヒットブロードウェイ・ミュージカルを映画化した「ジャージー・ボーイズ」。1950年代から80年代まで人気を博したニュージャージー出身のポップス歌手フランキー・バリとフォー・シーズンズの栄光と落日が、「君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You )」といった同バンドのヒット曲にのせて描かれる。当初は「アイアンマン」のジョン・ファブローが監督を務める予定だったが、13年に企画から離れ、代わりにイーストウッドがメガホンをとることになった。レビューは、現代最高の映画作家といわれるイーストウッド監督作とあって期待が高かったせいか、やや厳しめで賛否が半々となっている。フランキー役にブロードウェイ版オリジナルキャストのジョン・ロイド・ヤングのほか、ビンセント・ピアッツァ、オスカー俳優クリストファー・ウォーケンなどが出演。4位デビューというスロースタートとなったが、オールドファンをしっかり集客すれば5000万ドル以上のグロスになりそうだ。
今週末は、マイケル・ベイ監督の大ヒットSFアクションシリーズ第4弾「トランスフォーマー ロストエイジ」(マーク・ウォールバーグ主演)が公開される。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

スパイによる究極の“スパイ狩り”
【大量殺戮の容疑者は妻と4人の部下】タイムリミットは1週間。全感覚を研ぎ澄ませる超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

“地球で最も危険な仕事”がヤバすぎる
【驚がくの実話】とんでもないスリルの映像世界…生存確率0%からの生還に挑む超高評価作
提供:キノフィルムズ

これめちゃくちゃ良かった(バカデカ声)
【強烈な笑いと刺激】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

“偉大な傑作”の最新作
「ターミネーター2」「ジュラシック・パーク」「アバター」等、このシリーズがなければ生まれなかった?
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント