スコセッシ監督に「すさまじいほどに不快」と言わしめた衝撃作が日本初上陸!
2014年6月18日 12:00

[映画.com ニュース] シルベスター・スタローン主演作「ランボー」のテッド・コッチェフ監督がメガホンをとり、ホラーシリーズ「ハロウィン」の故ドナルド・プレザンスさんが主演した衝撃作「Wake in Fright」が、製作から40年以上を経て、日本初上陸することが決定した。日本未公開の異色映画を紹介する特集上映「初公開! 世界のどす黒い危険な闇映画」の第1弾として、「荒野の千鳥足」の邦題で9月27日から東京・新宿シネマカリテでレイトショー上映される。
オーストラリアの灼熱の砂漠地帯を舞台に、バイオレンス描写を織り交ぜながら、ビール、博打、狩猟によって破滅へと駆り立てられる男を描く。1971年に第24回カンヌ映画祭に出品され、その後欧米で公開されるも、ネガプリントの紛失により幻の映画となっていた。しかし、2004年に米ピッツバーグでプリントが発見され、名匠マーティン・スコセッシの推薦によって、第62回カンヌ映画祭で再び日の目を浴びた。
スコセッシ監督は、「すさまじいほどに不快な映画だ。1971年のカンヌ映画祭で見たとき、私は言葉を失った。視覚、物語、空気感、そして精神的にも素晴らしく構築されており、見る度に皮膚の裏側に衝撃が走る」と語った。また「パワフル、本当にショッキング。でもすごい」(米映画評論家の故ロジャー・エバート氏)、「オーストラリアを描いた、史上最高の、史上最も恐ろしい映画」(シンガーソングライターのニック・ケイブ)とコメントが寄せられている。
「荒野の千鳥足」は、9月27日から新宿シネマカリテほかでレイトショー公開。
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