製作されるか未定の「パシフィック・リム2」、デル・トロ監督が脚本に着手
2014年6月11日 10:54
[映画.com ニュース] ギレルモ・デル・トロ監督が「パシフィック・リム2(仮題)」の脚本に着手していることを明かしたと、Buzzfeedが報じた。
「パシフィック・リム」は、深海から登場したKAIJUという巨大モンスターに対し、人類が人型巨大兵器イェーガーで対抗するというSFアクションで、2億ドル近い制作費が投じられた超大作。北米の興行成績は1億ドル程度とふるわなかったものの、アメリカ国外ではヒットし、世界興収では4億ドルを突破している。
現在、自身が共同執筆した小説のテレビドラマ化「ストレイン」のプロモーションを行っているデル・トロ監督は、数カ月前に「パシフィック・リム2」の脚本に着手したことを告白。「X-MEN:ファイナルディシジョン」や「インクレディブル・ハルク」を手がけたザック・ペンと共同執筆しているという。チャーリー・ハナムと菊地凛子が演じたキャラクターを軸に展開するものの、前作とはまったく違った新しいアイデアが注入されているという。
ただし、現時点で映画化は決まっておらず、「金は出ていないが、実現するつもりで取りかかっている」とのこと。前作を製作したレジェンダリー・エンターテイメントのトーマス・タル会長は、誰もが素晴らしいと思えるストーリーで、デル・トロ監督がメガホンを握ることを続編製作の条件としている。