ホドロフスキー版「DUNE」 メビウス原画の幻のストーリーボード集をお披露目
2014年6月5日 22:20

[映画.com ニュース] 「スター・ウォーズ」「ブレード・ランナー」などの名作に多大なる影響を与えた幻のSF映画「DUNE」をめぐるドキュメンタリー「ホドロフスキーのDUNE」(フランク・パビッチ監督)の公開を記念し、「エイリアン」のH.R.ギーガーによるデザイン画や、フランスのコミック作家メビウスによる絵コンテが描かれた「DUNE」ストーリーボード集が、6月14日から開催されるアレハンドロ・ホドロフスキー展「芸術に許可が必要だと?」でお披露目される。
「DUNE」ストーリーボード集は、映画の資金集めのために20冊作られ、製作会社に配られた物だそうで、現在ホドロフスキー監督とプロデューサーのミシェル・セドゥー氏がそれぞれ1冊ずつ所有しているが、そのほかの持ち主は長年不明だった。しかし、パビッチ監督のリサーチで、eBayで落札した日本人がいることが判明し、配給のアップリンク、パルコが映画の公式サイトやTwitterなどで所有者探しを行ったところ、ひとりの男性が名乗り出て、今回の展示が実現した。
このほど見つかったのは、いくつかのページを抜粋して構成され、限定で製作されたホドロフスキー版「DUNE」絵コンテ集、通称“赤版”で、メビウスのファンだという男性が約10年前にeBayで、フランス人から落札したという。
アレハンドロ・ホドロフスキー展「芸術に許可が必要だと?」は6月14日~30日までパルコ ギャラリーXで開催。「ホドロフスキーのDUNE」公開日は6月14日、「リアリティのダンス」は7月12日新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほか、全国順次公開。
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