宮崎駿とジョン・ラセター 日米巨匠の友情を掘り下げたTVスポットと巨大新聞が登場
2014年6月4日 21:05

[映画.com ニュース] 宮崎駿監督の長編引退作「風立ちぬ」のDVD&ブルーレイ発売に際し、宮崎監督と20年来の友人であり、「トイ・ストーリー」「カーズ」の監督で、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるジョン・ラセターが、プロモーションに協力していることがわかった。ラセターは「風立ちぬ」から受けた深い感銘を新聞広告やテレビスポットで真摯に表現している。
6月14日からオンエアされる「風立ちぬ」DVD&ブルーレイのテレビスポットは、スタジオジブリに密着したドキュメンタリー「夢と狂気の王国」の砂田麻美監督が手がけた。来日したラセターが宮崎監督との友情や「風立ちぬ」への思いを語る様子を砂田監督が自ら収め、2人の親交の深さをうかがい知ることができる映像になっている。
そして、6月18日からは全国の販売店、書店などで宮崎監督とラセターの友情関係を伝える巨大な新聞「GIANT PAPER 『大きな風立ちぬ ~宮崎駿とジョン・ラセター ふたりのこと~』」が配布される。同紙では、日米アニメーション界を代表する2人の巨匠の20年以上にわたる友情を、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーのインタビューや貴重な写真で紹介。また、宮崎監督と「風立ちぬ」主題歌を担当した松任谷由美、主演声優の庵野秀明が出席した完成報告会見の様子や、映像研究家・叶精二氏と文芸評論家・市川真人氏による評論なども盛り込まれ、「風立ちぬ」をより深く知ることができる、充実の内容になっている。
同紙は、日本初のスターバックス併設書店「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」や東急ハンズ銀座店の「HANDS BOOKS」などを手がけ、本にまつわるさまざまな分野のディレクションで活躍するブックディレクターの幅允孝氏が監修。「ラフォーレ原宿」年間イメージ広告のアートディレクションなどで知られる長嶋りかこ氏がグラフィックデザインを担当した。新聞より一回り大きいジャイアントサイズ(縦67センチ×横48センチ)の紙面20ページを使い、2人の巨匠の友情と「風立ちぬ」の作品世界をより深く魅力的に伝えるものになっている。全国100店のDVD販売店、書店のほか、6月25~30日に東京ソラマチ5F「スペース634」で開催される「風立ちぬ原画展」会場でも配布される(なくなり次第終了)。配布店舗の詳細は公式サイト(http://kazetachinu.jp/)にて6月10日に発表される。
「風立ちぬ」DVD&ブルーレイは6月18日に発売。「ルパン三世 カリオストロの城」から「風立ちぬ」までの宮崎監督の長編11作品を集めた「宮崎駿監督作品集」も7月2日に発売される。
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