「あまちゃん」女優・優希美青、「神さまの言うとおり」で“種市先輩”福士蒼汰と再会
2014年5月20日 05:00
[映画.com ニュース] 若手女優の優希美青が、福士蒼汰が主演する三池崇史監督の最新作「神さまの言うとおり」に出演することが決定した。優希と福士は、昨年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」以来の共演。福士との“再会”について、「ご一緒するのが楽しみです。お芝居のこと、色々教えてもらいたいです!」と心待ちにしている様子。三池監督は、弱冠15歳の優希を「犯罪スレスレの美少女の登場です。男として、一線を踏み越えてみようと思う」と絶賛している。
第37回ホリプロスカウトキャラバンで、応募総数2万9521人の中からグランプリを獲得した優希が演じるのは、いじめを受けていた中学時代に福士扮する同級生の瞬に心を救われ、それ以来思いを寄せ続けている高瀬翔子役。自らとの共通点については、「私に似ているなって思いました。翔子は一途に瞬のことを思い続けていますが、私も大好きなコナンくん(名探偵コナン)を一途に思っています! そんなところが共感できます」と語っている。
オーディションで初めて会った三池監督を最初は「怖そう」と思ったというが、「コナンくんのお話を笑顔で聞いていただいたり、素直に、ズバッとアドバイスをしてくださったので、とてもいい方だなと思いました(笑)」とすっかり打ち解けている様子。「あまちゃん」以来の共演となる福士に対しては、「種市先輩はアキちゃんのものなので、小野寺ちゃんはとらない(好きにならない)と思います」とコメントを寄せた。
今作には主演の福士のほか、ヒロイン・秋元いちか役の山崎紘菜、暴力で人に危害を与えることに快楽を覚える問題児・天谷武役の神木隆之介の出演が発表されているが、このほど若手実力派俳優・染谷将太の参戦も決定した。公開中の主演作「WOOD JOB! 神去なあなあ日常」をはじめ、年末には山崎貴監督の超大作に主演する「寄生獣」の公開が控えるなど、引っ張りだこの存在。「悪の教典」以来2度目となる今回の三池組では、瞬の親友・サタケに息吹を注ぎ込む。
平凡な毎日を過ごしていたはずの高校生が、何の前触れもなく生き残りをかけた謎のゲームに巻き込まれるという衝撃的な展開と絶妙な緊迫感からファンを増やしている、金城宗幸(原作)と藤村緋二(作画)の原作コミック。映画版は、“巻き込まれ型のジェットコースタームービー”をコンセプトに、恐怖感や不条理感、「負ければ死」という緊迫感、そして正体不明の黒幕の謎といった原作がもつ魅力を描き出し、ジェットコースタームービーの金字塔を目指す。
「神さまの言うとおり」(http://darumasanga.com/)は、11月15日から全国で公開。
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