「スプリング・ブレイカーズ」続編製作にジェームズ・フランコ激怒
2014年5月19日 10:30

[映画.com ニュース] ハーモニー・コリン監督・脚本の2013年のカルトヒット作、「スプリング・ブレイカーズ」の続編企画が進行中と先日報じられたが、前作に主演したジェームズ・フランコがこれに激怒している。
「スプリング・ブレイカーズ」は、春休み(スプリング・ブレイク)に犯罪に手を染める女子大生4人組の過激な青春を描いたクライムドラマ。セレーナ・ゴメス、バネッサ・ハジェンズ、アシュリー・ベンソン、レイチェル・コリンが女子大生を、フランコが麻薬ディーラーを演じた。
続編「Spring Breakers: The Second Coming(原題)」は、新たにヨナス・アカーランドが監督、「トレインスポッティング」原作者のアービン・ウェルシュが脚本を執筆している。フランコは5月15日、続編についてInstagramで声明を発表。「これはハーモニー・コリン、または自分の承認を得て製作されているものではない。オリジナルは完全にハーモニーの作品であり、プロデューサーたちはあの画期的な映画を、劣化した続編を作ることで金もうけに利用している」と書き込んだ。
そして、「この続編に関わる人間が誰であろうと、それは沈みかけた船に乗るようなものであるということを、みなに知っておいてほしい。他人のクリエイティビティで金もうけをするという最悪な存在意義しかない、酷い映画になるだろう。スコセッシやデ・ニーロの同意なく、誰か他の人間が作る『タクシードライバー』続編なんて考えられるか? 狂気の沙汰だ! ハーモニーと彼の独創的なビジョン、芸術の品位というものを尊重する全てのクリエイティブな人々のために、自分は声をあげている」と説明した。
なお、続編はキャストも一新され、前作とは異なる女子大生グループが、彼女たちを改心させようとするキリスト教過激派と戦うという設定のようだ。
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