「妻を殺したかった男」映画化にパトリック・ウィルソン&ジェシカ・ビール
2014年5月12日 21:45
[映画.com ニュース] 米作家パトリシア・ ハイスミスのミステリー小説「妻を殺したかった男」を映画化するタイトル未定の新作に、パトリック・ウィルソンとジェシカ・ビールが主演することがわかった。米ヴァラエティ紙によれば、ほかにイモージェン・プーツ、トビー・ジョーンズが出演する。
原作「妻を殺したかった男」は、アルフレッド・ヒッチコック監督「見知らぬ乗客」(1951)やアラン・ドロン主演「太陽がいっぱい」(60)などの原作者として知られるハイスミスが、54年に刊行した作品。ハンサムな弁護士ウォルターが、妻クララの死体が崖の下から発見されたことで、完璧だったはずの人生が破綻をきたすというストーリーだ。
映画は、主人公ウォルターをウィルソンが、妻クララをビールが演じる。ドラマ「ダウントン・アビー」のアンディ・ゴダードが監督を務め、今年中に撮影に入る。