「攻殻ARISE」人気声優・鈴木達央が素子の恋人ホセ役に 久川綾、茅野愛衣も出演
2014年4月27日 20:15
[映画.com ニュース] 士郎正宗氏の人気SFコミックを新たにアニメーション化した「攻殻機動隊ARISE」の第3部「攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears」に、主人公・草薙素子の恋人ホセ役で人気声優の鈴木達央が出演していることがわかった。また、久川綾、茅野愛衣、咲野俊介も新キャストとして作品に加わる。
総監督・キャラクターデザインに「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」「イノセンス」などProduction I.G作品で作画監督・キャラクターデザインを担当してきた黄瀬和哉、シリーズ構成・脚本に「天地明察」「マルドゥック・スクランブル」の人気作家・冲方丁、音楽にコーネリアスらを起用し、素子と荒巻大輔、バトー、トグサら後に公安9課(通称:攻殻機動隊)のメンバーとなる人々の出会いと、9課結成に至る物語を描く新シリーズ。
第3部となる今作に登場するホセは、素子の恋人となるオーダーカスタム専門の義体技師で、素子の新たな一面を引き出す重要なキャラクター。アニメ「図書館戦争」や「Free!」などで人気の鈴木は、演じるホセについて「シリーズを通して見ても、素子が心を許す相手っていうのはすごく限られているんですが、ホセは彼らの原点となる人物だったのかな」と分析。さらに、相手役となる素子についても「『border:3』の素子はふつうの女の子っぽい表情が出てきます。この先の無機質でクールな素子を知っているだけに、今回のような一面が見られるのは財産だと思います。『border:3』の素子はすごくかわいいんですよ。(素子役の坂本)真綾さんといっしょに芝居をして最終的に思ったのは『素子ってちゃんと花が似合う女性だったんだな』ということです」と話している。
同じく初登場となる新キャラクターでは、クザン共和国の国営水企業代表というサイード博士役を「美少女戦士セーラームーン」「ああっ女神さまっ」の久川、501機関がスカウトした新たなエージェントのエマ役を「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「ギルティ クラウン」の茅野がそれぞれ担当する。
また、前2作でイシカワの声優を務め、昨年10月に他界した檀臣幸さんに替わり、マーク・ウォールバーグ、ベン・アフレックの吹き替えや「ピンポン THE ANIMATION」で知られる咲野が新たにイシカワ役を務めることもあわせて発表された。
「攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears」は6月28日から公開。