白石晃士が韓国で挑んだサスペンススリラー、9月公開&特報入手
2014年4月25日 10:00

[映画.com ニュース] 「ノロイ」「口裂け女」など独特のホラー作品を手がけてきた、白石晃士監督の日韓合作サスペンススリラー「ある優しき殺人者の記録」が、9月6日に劇場公開されることが決定。映画.comでは、白石監督がオール韓国ロケに挑んだ本作の特報を入手した。暴力とエロスが混在した映像で、新たな恐怖に迫る。
白石監督が脚本、撮影も兼ね、おなじみの臨場感あふれるPOV(主観映像)方式で、マンションの一室で繰り広げられる惨劇を撮りあげた。韓国の障害者施設から、連続猟奇殺人の容疑で収監されていた男が脱走。その後、男は韓国人女性ジャーナリストを廃マンションに呼び出す。ジャーナリストらがマンションで撮影した映像には、男の独白とともに衝撃的な映像が収められていた。
男が明かした真実、ふたりが呼び出された理由とは何だったのか。そしてなぜ、新たな事件の幕が開けたのか。特報では、男が見せる狂気とジャーナリストらの絶望が生々しく映し出されている。
「息もできない」で脚光を浴び、「クソすばらしいこの世界」ではスラッシャーホラーに挑戦したキム・コッピが、男と対じするジャーナリストを熱演。ヨン・ジェウク、米村亮太朗(「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「凶悪」)のほか、「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE」のセクシー女優・葵つかさが、マンションに迷い込んだ日本人カップル役で、体当たりの演技を見せている。
「ある優しき殺人者の記録」は、9月6日から全国で公開。また、日本公開に先駆け、今夏に韓国で上映される。
(C)NIKKATSU/ZOA FILMS
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