「チョコレートドーナツ」大ヒットスタート シネスイッチ銀座で8年ぶりの記録更新
2014年4月22日 09:35

[映画.com ニュース] シアトル映画祭をはじめ、全米の映画祭で観客賞を総なめにした「チョコレートドーナツ」が4月19日にシネスイッチ銀座で公開され、2006年「かもめ食堂」以来、約8年ぶりに同劇場初日全回満席を記録、2日間で観客動員2674人、興行収入408万5600円となり、昨年公開されたヒット作「クロワッサンで朝食を」の初日と2日目の動員興収記録を上回った。
アラン・カミング主演の本作は、同性愛に対する差別が激しい1970年代、ゲイのカップルとダウン症の少年が居場所を求めるように寄り添いあい、いつしか本当の家族になっていく姿を描く。トラビス・ファイン監督が脚本も兼ねた。
映画コメンテーターのLiLiCoがテレビ番組で「人間愛、友情、あたたかさ、人を愛する気持ちを、教えてくれます」と涙ながらに感想を語ったほか、公開前日にNHK、民放、新聞などで紹介され、コメンテーター達がそろって絶賛したことも動員数に影響したようだ。初日は朝から上映待ちの列ができ、2日目も立ち見が続出、20~60代のカップルや夫婦、同姓の複数連れなど幅広い客層が来場した。配給のビターズ・エンドによると、このヒットを受けて今後公開劇場を拡大していく予定だという。
(C)2012 FAMLEEFILM, LLC
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