新垣結衣が初の母親役に挑戦 大泉洋と夫婦役で初共演
2014年4月22日 06:00

[映画.com ニュース]女優の新垣結衣が、新作映画「TWILIGHT ささらさや」で主演し、母親役に初挑戦することがわかった。加納朋子氏の小説「ささらさや」(幻冬舎文庫)を映画化するもので、新垣は不幸を乗り越え、子育てに奮闘しながら、やがて強い母親に成長する主人公のサヤを演じる。サヤの夫役を大泉洋が務め、ふたりは初共演で息の合った夫婦像を見せる。
メガホンをとるのは、「60歳のラブレター」「ガール」「神様のカルテ」の深川栄洋監督。原作はファンタジーとミステリーが融合したユニークな内容で、映画化企画には5年以上の歳月をかけて、ほほ笑みと涙のあふれるさわやかな感動作に練り上げた。
「恋空」「ハナミズキ」などこれまで数々の映画やドラマで正統派ヒロインを演じ、今作で演技派としての新境地に挑む新垣は、「今回初めての母親役ということで新たな挑戦にドキドキしていますが、サヤと共に成長できる機会をいただけた事をうれしく思います。壮大壮絶ではありませんが、愛情あふれたとても可愛らしいストーリーで、見終わった後になんだか心があたたかくなる素敵な映画になるように精一杯頑張りたいと思います」と意気込みを見せる。
人に乗り移って妻を助ける亡き夫・ユウタロウを演じる大泉は「信頼する深川監督のもとで私が幼少から憧れていた、落語家の役を演じさせてもらえるのが大変光栄です。そして今回はあの新垣結衣さんの夫役という、男性なら誰もがうらやむ大役をいただき、この上ない喜びを感じております。新垣さんとは初共演ですが、とても落ち着いている大人な女性という印象です。そしてこちらが困るくらいに真っすぐな眼差(まなざ)しを向けてくれる美しい方です」と初共演の新垣の印象を語る。
突然の事故で夫・ユウタロウを失った妻・サヤと、生まれたばかりの息子。息子を守ろうと意気込むサヤだったが、身寄りのないサヤが母子2人で生きていくのは苦労の連続だった。そしてユウタロウは死後、いろんな人の体を借りてサヤを助けることに。不思議な町「ささら」で起こるユーモラスな奇跡と切ない夫婦の愛の物語を描く。
深川監督は「大胆な変化を良しとしてくださった加納先生の想いを背負い、企画に集まってくれた仲間と私たちらしい映画にしたいと思います。新垣さん、大泉さん、その他の出演者に、これまでと違う光をあてて作られる『TWILIGHT ささらさや』にどうぞご期待下さい」とコメントを寄せた。
「TWILIGHT ささらさや」は今秋、全国で公開。
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