【全米映画ランキング】「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」が4月新記録の大ヒットスタート
2014年4月8日 21:40

[映画.com ニュース]4月に入った全米ボックスオフィス。先週末はクリス・エバンス、サミュエル・L・ジャクソン、スカーレット・ヨハンソン主演のSFアクション大作「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」が、4月公開作では新記録となる約9500万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。
同作は、マーベル・コミックの人気キャラクター、キャプテン・アメリカを主人公にした「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」(2011)の続編。12年にマーベル・シネマティック・ユニバースのキャラクター(アイアンマン、ハルク、マイティ・ソー、キャプテン・アメリカ)が集結した「アベンジャーズ」が公開されたため、物語の順番は「ザ・ファースト・アベンジャー」「アベンジャーズ」、そして今回の「ウィンター・ソルジャー」となる。
「アベンジャーズ」の戦いから2年後のワシントンD.C.。国際平和維持組織「S.H.I.E.L.D.(シールド)」の一員として、ブラック・ウィドウ(ヨハンソン)らとともに世界中でテロリストたちと戦っていたキャプテン・アメリカ(エバンス)だったが、ある日、シールドの長官ニック・フューリー(ジャクソン)が何者かに急襲され、キャプテン・アメリカも裏切り者としてシールドから追われることになる。キャプテン・アメリカはブラック・ウィドウとともに事件の背後に隠された陰謀を追うが、ふたりの前に最強の暗殺者ウィンター・ソルジャーが立ちはだかる。
全米で約6億2300万ドル、全世界で約15億1860万ドルの興収をあげたメガヒット作「アベンジャーズ」の続編「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」(15)につながる作品とあって、前売り段階で驚異的なチケットセールスを記録していた同作。先行公開の木曜夜(午後8時~深夜まで)に約1020万ドル、金曜日に約2670万ドル、土曜日に約3470万ドル、日曜日に約2340万ドルの計9500万ドルを稼ぎ出し、「ワイルド・スピード MEGA MAX」(11年/約8620万ドル)を抜いて4月公開作の歴代記録を更新した。もちろん今年ナンバーワンのオープニング興収である。レビューもおおむね好評で、興収2億ドル超えを確実にしている。また、3月末から先行公開しているヨーロッパを含む海外の興収はすでに2億ドルを超えており、全世界興収は3億ドルを突破。全世界で約3億7000万ドルを稼いだ前作「ザ・ファースト・アベンジャー」のグロスを上回るのも確実だ。
メガホンをとったのは「ウェルカム・トゥ・コリンウッド」「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合」で知られるジョー&アンソニーのルッソ兄弟。すでに「キャプテン・アメリカ3」でも監督することが決まっている。共演はフランチャイズ映画には初出演となる大物ロバート・レッドフォードに、アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタン、コビー・スマルダーズ、エミリー・バンキャンプ。
2位は前週首位だった「ノア 約束の舟」。先週末は約1700万ドルの興収で10日間の累計興収は約7200万ドル。グロスは1億2000~3000万ドルあたりになりそうだ。
今週末は、3Dアニメ「ブルー 初めての空へ」の続編「Rio 2」、低予算ホラー「Oculus」に、ケビン・コスナー主演のスポーツドラマ「Draft Day」(アイバン・ライトマン監督)が公開となる。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント