A・ガーフィールドら「スパイダーマン2」一行来日！ちびっ子にも大サービス

全世界で大ヒットを記録したアクション大作「アメイジング・スパイダーマン」（2012）の続編。スパイダーマン（ガーフィールド）としてニューヨークの人々を守る一方、ひとりの男として恋人グウェン（ストーン）を愛する難しさに悩むピーター・パーカーが、高圧電流を自在に操るエレクトロ（フォックス）をはじめ、高速グライダーで全てを切り裂く冷酷なグリーン・ゴブリン、強力なサイ型パワードスーツの超人ライノら新たな強敵たちと激闘を繰り広げる。

この日、劇場公開日の4月25日にちなみ425枚限定で販売されたプレミア前売り券を購入したファン425人も招待され、会場はファンの熱気であふれ返った。ちびっ子スパイダーマンたちから「スパイダーマンは強い？」「どうやったらスパイダーマンになれる？」と質問攻めにされたガーフィールドは、「最高の質問をありがとう。確かに彼は最強だけど、その強さの秘密は彼が普通の青年だから。彼は完璧じゃない。だけどいつも完璧になろうと頑張っているから強いんだ」と激励すると、子どもたちをステージに迎え入れ一緒に写真撮影するなど、ファンサービスも惜しみなかった。

最強の敵エレクトロでシリーズ初参加を果たしたフォックスは、「マーベル・ファミリーに入れるなんてとても興奮したよ。クエンティン・タランティーノの『ジャンゴ　繋がれざる者』の成功のおかげだね。ウェブ監督と相談し、ユーモラスなセリフを排除して最強の悪役に徹したよ。アンドリューやエマという素晴らしい俳優と仕事ができたことも光栄だった」と充実した面持ち。前作に引き続きメガホンをとったウェブ監督も、「今までの『スパイダーマン』映画史上最大級の超大作！　スペクタクル満載でロマンスもあり、強大な敵も登場する」と仕上がりに自信満々だった。

実生活でも交際中のガーフィールドとストーンは、劇中のロマンスについて聞かれると、どちらが質問に答えるかでラブラブな押し問答を披露。ガーフィールドは、「スパイダーマンの良いところは、大好きな人へのメッセージも派手に送れることだね。グウェン・ステイシー・ベイベー！」とおどけながらも、「ヒーローに犠牲はつきもの。ピーターはヒーローとしての自分と私生活のバランスをうまく取ろうとするけど、クライマックスでは誰にでも当てはまるような大きな決断を迫られる」とドラマの見どころを語った。

また、日本語吹き替え版でエレクトロ役の声優を担当する歌舞伎俳優・中村獅童も駆けつけ、一同は歌舞伎で使用される“蜘蛛の糸”で“スパイダーウェブ”（スパイダーマンの技）を放つなど和やかに日米交流。「スパイダーマン」の大ファンを公言する中村は、「仕事で参加できてうれしい。前作で謎だった部分も明らかになるし、3D技術も素晴らしくピーターと同じ気分になって街を飛び回れる」とアピールした。

「アメイジング・スパイダーマン2」は4月25日から全国で2D／3D公開。