第6回沖縄国際映画祭は品川ヒロシ監督「サンブンノイチ」が審査員特別賞!
2014年3月24日 20:17

[映画.com ニュース]第6回沖縄国際映画祭が3月24日、メイン会場となった宜野湾・沖縄コンベンションセンターで行われたクロージングセレモニーをもって閉幕した。審査員特別賞ゴールデンシーサー賞は、品川ヒロシ監督の最新作「サンブンノイチ」が受賞。また、コンペティションLaugh部門海人賞グランプリには「超高速!参勤交代」、Peace部門海人賞グランプリには「怪しい彼女」が輝いた。
品川監督は、「僕が言うまでもなく映画はひとりでは撮れない。スタッフ、役者、プロデューサー、宣伝マンたちと作っていくのに、僕しかここにいない。こんなに分かち合えないことってあるのか」とぼやきながらも、満面の笑み。そして、「この知らせを皆に早く伝えたい。沖縄国際映画祭をもっともっと盛り上げるためにも、社長、ぜひお金を出してください!」と次回作製作に向けた“おねだり”で場内を盛り上げた。
主演の藤原竜也は、韓国の空港で迷子になり公式上映および授賞式には間に合わなかったが、授賞式後の会見では那覇に到着したばかりの藤原と品川監督が携帯電話を通じて喜びを分かち合った。藤原は「今、那覇に着きましたよ。45番ゲートと107番ゲートを間違えて遅れてしまいました。申し訳ない」と陳謝。品川監督は、「本人は反省していると思います。こちらに向かっているので、とりあえず晩ご飯を食べに行こうと思います」とフォローしていた。
「超高速!参勤交代」の本木克英監督は、第1回同映画祭で「鴨川ホルモー」がゴールデンシーサー賞に輝いており2度目の栄冠。既に帰京していたが、「難しいといわれる時代劇が評価されてとても嬉しいです。厳しい環境のなかで仕事をしている撮影所のスタッフを代表し、心から感謝しています」とコメントを寄せた。「怪しい彼女」のファン・ドンヒョク監督は「賞をいただけるとは思っていなかったので驚いた」と目を丸くすれば、主演女優シム・ウンギョンも「素敵な感想を準備しておくべきだった」とはにかんだ。
同映画祭の大崎洋実行委員長は、「第1回から今日まで無我夢中に突っ走ってきました。沖縄の夜空に輝く星のように、永遠に続いてくれることを願っています」と締めくくり、喝さいを浴びた。前年までは9日間の開催期間だったが、今回は5日間に短縮。累計の観客動員は約38万人だった。なお第7回沖縄国際映画祭は、2015年3月25~29日に開催が決定したことも発表された。
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