「次元大介の墓標」劇場公開決定!監督は小池健
2014年3月21日 06:00
[映画.com ニュース] モンキー・パンチの代表作「ルパン三世」を原作にしたスピンオフ作品「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」の劇場公開が決まり、東京・新宿バルト9で初夏に限定特別上映されることがわかった。
2012年4月に27年ぶりとなるテレビシリーズとして制作された「LUPIN the third ~峰不二子という女~」に続くスピンオフ作品第2弾。前作で作画監督を担当し、海外での評価も高いアニメーターの小池健が満を持して監督を務める。
前作では不二子を主役に配し、大胆な解釈で若き日の主要キャラクター5人の出会いと活躍を描いた。小池監督は、今作について「ルパンと次元がどうやって相棒になっていったかを描いてみたかった。今作では、ルパンはワルではあるけれど『盗む』という行為に託して自分の作戦を練っていく。一方、次元は非常に高い技術をもった孤高のガンマン。このふたりの組み合わせの妙や、チームが形成されていく過程を表現できればと思い制作しました」と説明している。
プロデューサーの浄園祐氏は、「原作から続く、元来ルパン三世が持っているエッジの効いた表現、空気感を意識して、小池監督、そして制作スタッフ陣とともに『次元大介の墓標』を作り上げました」と話している。さらに、「『峰不二子という女』以降、新しい、カッコいいルパン三世をスピンオフでも作り続けたいと思っています。『このルパンを待っていた!』と感じていただければと思います」とコメントを寄せた。
「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」は、初夏に新宿バルト9で限定特別上映。