ヒュー・ジャックマン最新作「プリズナーズ」予告編&本ビジュアル解禁!
2014年3月20日 12:00

[映画.com ニュース] 全米週末興収ランキング初登場第1位を獲得し、批評家からも絶賛を受けたヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール主演のサスペンス「プリズナーズ」の予告編と本ポスタービジュアルが公開された。
同作は、とある田舎町で感謝祭に起こった幼女の失踪事件をきっかけに、出口の見えない不安の中に落とし込まれていく家族と、事件を追う敏腕刑事の苦悩と葛藤を描くもの。ジャックマンは娘を誘拐された父親ケラーを演じ、ギレンホールが、淡々と捜査を続けながらも確実に事件の核心に迫っていく刑事ロキに扮する。
予告編では、家族の愛にあふれた平和な日常が事件によって急展開していく様子、そして手がかりがつかめず、一向に進まない捜査にいら立つ刑事の苦悩が映し出される。そして、証拠不十分で釈放される不審者アレックス(ポール・ダノ)に、「2人に何をした?」と詰め寄るケラーは、ついに“一線”を踏み越える。拉致したアレックスを拷問するケラーの「娘はどこにいる!」という叫びをバックに、スリルがあふれる映像が矢継ぎ早に続き、事件の結末への関心を大いにあおる内容となっている。
本ポスターのビジュアルは、ジャックマンとギレンホールがシリアスな表情で向かい合っているデザイン。「愛する娘を奪われた時、父が踏み越えた一線とは。」というコピーは、娘を思う強い気持ちによって、人として許されない“罪”の領域に踏み込む父親役を象徴しており、ジャックマンも、「極限状態に置かれた人間に、思いやりのある行動はできない。彼はその状況を乗り切るために、その時に必要なことをするだけだからね」とコメント。
「それにケラーには、自らの正義の下で制裁を加えようという意識はない。彼は、自分のつかんだ確かな証拠に警察は耳を貸さないと感じていて、その思いが彼をより一層狂気に駆り立て、自らの手で容疑者を追い詰めて尋問するという決意を正当化させてしまうんだ」と、新境地とも言える複雑な感情を持つキャラクターの内面を明かしている。
「プリズナーズ」は、「灼熱の魂」で第83回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたカナダのドゥニ・ビルヌーブ監督のハリウッド・デビュー作。ジャックマン、ギレンホール、ダノのほか、ビオラ・デイビス、マリア・ベロ、テレンス・ハワード、メリッサ・レオの実力派キャストが集結。撮影監督のロジャー・ディーキンスは、今作で本年度アカデミー賞の撮影賞にノミネートされた。5月3日より全国公開。
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